ちなつ版『GUYS AND DOLLS』感想・2

ちなつ主演の月組大劇場公演『GUYS AND DOLLS』の感想の続き。
8月9日(土)15:30、8月10日(日)11:00、15:30です。

そういや10日の11時の友の会貸切は開演10分前になっても改札が長蛇の列で、案の定開演に遅れてくる人多数。
友の会貸切だから入場認証のみで、入場時のチケット発券に時間がかかったとかなのかな。

サラ・ブラウン/あまし

まず。
あましサラの酔っ払いが可愛い。かーわーいーいーーー!あれは惚れる、ほだされる。
この酔っ払い演技が良すぎて、次の場面でシラフに戻ってるのにびっくりする。当たり前だよ演技なんだから。

あましのサラは十字軍の軍曹になるまでに紆余曲折ありそうなところが面白かった。

これまでサラって「女なんて一見お堅く見えても一皮むけば……」みたいなキャラかと思ってたんですが、あましサラはとても内面が激しくて、なんか破壊衝動が自分に向いてる感じもあるのが気になる。
それが冒頭ではギャンブラーたちへの攻撃的な物言いであり、ハバナでの酔いっぷりなのかなと。
そしてラストの「結婚するわ」の強さにもつながる。
スカイを知って肝が据わって、元々もってたエネルギーを爆発させる。

そんな感じに内面がすごく気になるサラで、月組っぽい感じがしました。

ちなつとあましがトップになったのは実力もさることながら運やタイミングの要素が大きいと思うんだけど、この2人がトップコンビを組んでるのはすごくいいよな。
熟成された良さと安定感、それでいてどこかフレッシュなのが不思議。
何をしても清くて品があるのが好き。色気もすごいのに。

ちなつは元々包容力があるし相手役を選ばないけど、それでもあましが相手役でよかった。

ネイサン・デトロイト/おだちん

ネイサンを演じおだちんは、いつもながら笑わせる間が天才的。
哀愁とキュートさがある。で
でもギャンブルの胴元としてちゃんとクラップをする場所を確保するから信頼の男なんだよね。
ナイスリー(ぱる)やベニー(るね)との「信頼と実績の男」のナンバーではちゃんと仕事人の目をしている。
下水道でビッグ・ジュール(うーちゃん)に迫るところも、退路を断たれたビジネスマンの目。

ホットボックスにはアデレイドのほかにも若くて可愛い子がいるのに、目もくれずに14年間婚約し続けている。
アデレイドに迎えにきてと言われたらちゃんと行くし、浮気してる気配は皆無。
私だったらシガレットガールのミニスカに目が行くぞ。
あとまのんちゃん。

どんだけ「結婚」したくないのよ。
おだちんネイサンは結婚に責任を感じすぎて結婚に踏み切れない感じだろうか。

ミス・アデレイド/みちる

みちる演じるアデレイドはブロンド美女の踊り子のテンプレみたいなおバカさんぽさはなくて、なんなら聖書もちゃんと読んでいそう。賢くて強い。
判断力も行動力もあるのに、なぜ14年も婚約しているのか。
ぶっちゃけ、ネイサンにこだわらず幸せをつかんでほしい。

今まで5人の子ども(嘘)がいるアデレイドって妄想暴走機関車のイメージだったけど、みちるだとまたちょっと違う感じなんだよね。
今の生活を続けるためのやむを得ない嘘というか。リアルな年月を感じる。

みちるアデレイドの白のタイトなロングドレスに水玉の上着みたいなの、すごく可愛い。

あと歌がとてもよかった。
歌の人のイメージはないけど、すごく練習したんでしょうね。

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