
星組大劇場公演『恋する天動説』3回観てきました。
シンシア/うたち
今回気になったのは、ヒロイン・シンシア(うたち)の庶民ぽさだな。
この話って、階級差があれば言葉遣いも住む世界もなにもかも違う階級社会のイギリスを舞台にしている。
このあたり、ヅカファンはミーマイでよくご存じのはず。
ヒロインのシンシアはホテル経営者の孫。お金持ちのお嬢様で、上流階級に属している。
挨拶は「ごきげんよう」しか言うことを許されない育ちだ。
本来ならモッズのアレックス=ありちゃんとは住む世界が違うわけだ。
しかしうたちが庶民ぽいので、「ごきげんよう」ではなく「おはよう」と庶民の朝の挨拶をするところから始めたいという決意がピンとこないのであった。
だって、「ごきげんよう」より元気に「おはよ~~~~」って言いそうなんだもの、詩シンシア。
ありちゃんはそれこそミーマイのビルで会得した下町っ子ぶりを発揮してたし、たしかにシンシアとの言葉遣いよりはラフ。
だけど、その差異もあまり落差がない……。
日本ではもとより男性より女性のほうが丁寧な言葉遣いを求められるもので、その程度の差異に落ち着いてしまう。
うたちが元々の持ち味として庶民ぽいおっかさん系なのだけど、もうちょっとお嬢様ぽさが欲しかったかな。
ティモシー/さりお たち
シンシアの兄・ティモシー役のさりおのお坊ちゃんぶりというか、変人にしてちょっと嫌な感じや間抜けさがすごくいいとこの子っぽかった。
スネ夫的というか。
ナチュラルに、下層階級の者たち(アレックスとか)は自分の言うことを聞くと思ってるのがね。
命令しなれてるんだよね。
祖母・ドロシー役の柚長はもう柚長ですからね。見るからに高貴ですよ。
鋭い美貌がまた、気品と節制を思わせる。
若き日のドロシーのひよりちゃんは、柚長につながる気品と美貌、そして「初志貫徹、頑固一徹」な爆走してく感じがとてもいい。
シンシアの妹・キアラのなのちゃんは、「私はお金持ちの娘です」と言い切り、「天下を取る」と言い切る強いキャラ。
ガッツのある、おいしい役です。
アドリブ
お風呂に入ったありちゃんがソファに座ってジュースを飲むところが毎回のアドリブらしい。
元日は「明けましておめでとうございます」と。
初日だから、これが恒例アドリブとは気づかなかった。
1月2日13時はあーさご観劇かな?
「オギヨチャ~オギヨチャ~、オレもボー・ブランメル先生に〇〇してほしい」ってありちゃんがアドリブ入れてきた。
お婿様の衣装合わせの前のところだし、よく聞こえなかったけど「衣装合わせしてほしい」とか「服を見立ててもらいたい」とかだったんじゃないかな。
1月3日11時のありちゃんのアドリブは
「年の初めの〜♬ オレもフルールのお雑煮食べたいなぁ」
お正月ですね。
私もフルールのお雑煮、食べたかったわ。


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