
8月31日(日)11:30からの、かせきょー主演のバウホール公演『ステップ・バイ・ミー』ライブ配信の感想の続き。
(ネタバレ含む)
・10年前の回想と撮影(劇中劇)が重なり合って、夢のように溶け合いながら進むスタイルが素敵だった。
どこまでが回想でどこからが劇中劇なのかわかるようなわからないような、でもそれが心地よい。いい演出だと思う。
・プロローグ。まるちゃん(=かすみさなちゃん)のダンスがきれいね。
その後のチアリーダー・ジェシカとしてのダンスは言わずもがな。
キレッキレのダンスを見せてくれます。
アメリカの一軍女子っぽさをこれでもかと発揮。でもいい子なんですよね。
腐れ縁のすわっちベンへのツンデレ感も可愛い。
ジェシカは大学生の頃もよかったけど、再会時の大人になった演技もいい。
強きさと明るさはそのままに、キャリアと経験を積んだ大人の女性としてのかっこよさがある。
ラスト、プロムでのベン(すわっち)とのダンスも、上級生としての格の違いを見せつけるかのようでした。
役としても、アメフト部のキャプテンとチアリーダー部のキャプテンという花形同士だもの。
・すわっち演じるベンは「脳みそにプロテイン詰まってるのよ」と言われるアメフト部キャプテン。
でもそんなベンが脚本家になる流れもいい。
人間には多面性があるもの。
・ヒロイン・エイミーの星沢さん。美人っっ。目の保養です。
やっぱりじゅんはなちゃんに似てる。
星沢さんはわかりやすく美人で、「ああヒロインね」とわからせてくれる問答無用の美。
背はかなり高いけど、かせきょーの隣だとちょうどいいくらいかも。
シンガーとまでは呼べなくても、ふつうに歌えるのも強いところ。
エイミーの初登場時、パジャマでも靴はちゃんと履いてる。ああ宝塚。
髪型も凝ってて可愛い。
こんなかっこうで寝てるヤツおらんやろ(笑)。
と思ったら、寝起きからルームメイトとの旅行になる。
一瞬の早変わりがあるから凝ったヘアスタイルと靴だったのね。
・(ネタバレになりますが)クローン技術によって生まれたエイミー。
ユージーン(かせきょー)との出会いで呼び覚まされたリリーとしての過去の記憶は「不思議な出来事」で、肉体的な成長は栄養促進かなんか(忘れた)で大人にしたとしても、学力その他はどうしたんだろう……。
大学4年だから、ちゃんと進学できるくらいの学力(それこそ小1レベルから)をどうしたんだろうという疑問が。
エイミーは、リリーとしての人生を超えられない。リリー以上に長生きすることはできない。
ヒロインらしい明るい美しさと、真実を知っての苛立ちの様がよかった。
ユージーンにあえて嫌われるような物言いをしたりね……可哀想だけれど、彼女なりの思いやりなのでしょう。
舞台作品として、こういう決着のつけかたをするのも上手いなぁ、菅谷センセイ。
さらに映画でのプロムの場面がそのまんまフィナーレのダンスにつながり、そしてリリー/エイミーの死に着地するのは、こうきたか!と。
芝居⇒フィナーレ⇒芝居という、戻ってくる形にするのが面白い。


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