『雨にじむ渤海(パレ)』を見たんだ・1

月組バウホール公演『雨にじむ渤海(パレ)』をライブ配信で見ました。
1月31日(土)14:30からの公演です。

本当は今日仕事だったんですが、同僚にお願いして出勤をずらしてもらいました。
よかった……見といてよかった。現時点では円盤化の可能性は低いですから、現地で観れないなら配信で見とかないと後悔したやつです。

※ネタバレ入るし、感想を書いてる人が腐ってるので苦手な方は注意※

作品について

作・演出は平松結有センセイ。
きわみくんの星バウ『にぎたつの海に月出づ』でデビューした若手の女性演出家さんです。

前作は古代日本が舞台でしたが、今回は渤海。どちらの作品も当時の外国との関わりがしっかり描かれてます。
中世ヨーロッパなどに比べてこのあたりの国や時代をえがいた作品は少ないので、面白いところに入ってきたなと。
で、この時代の資料は少なかったりあやふやだったりするところを、うまく想像で埋めて物語世界を構築している。

いろんな国が絡み合って混乱しそうになるところも、上手く処理。
役名の読み方を、日本語読みや現地の読みなどで分けてるのもうまい。これで「外国人」的な判断ができるものね。
そして魅力的な役もたくさん。
男役だけでなく、娘役にもしっかりとかっこいい女性の役をつけられるのは素晴らしい。

上からの物言いになりますが、前作にくらべて伏線の回収の仕方とか上手くなったなぁと。
平松先生には今後も期待。

ぱるあみのっていうかインソンとセウォンの話

今回の主役はテ・インソン(大諲譔)のぱる、2番手はセウォンのあみちゃん、いちおうヒロインは王妃・ウンビンの、のの子。
ここまでがキャスト表の波線上となってます。
が、ポスターはぱるあみ。作品の内容も思いっきりぱるあみでした。

配信を見る前に「ブロマンス的なもの」との評は目にしてましたが、まさか思いっきりぱるあみエンドでくるとは思わんかったわーーーーーーー!!!
えっちなことこそしてないけども。そして2人(テ・インソンとセウォン)がどの程度自覚的なのか知らんけど、もう、運命の出会い、生きる当てを求めた魂の結びつき、愛の世界でしたね。

うん、しかし嫁(王妃)と別れ、婚約者と別れてのハッピーエンドとは……思い切ったな。
『琥珀色の雨にぬれて』的に落ち着くかと思いきや……。

公称178センチ・101期のぱるに、公称169センチ・102期のあみだから並びや見た目は「ぱるあみ」なんだけど、芝居上は「あみぱる」なところもあって、非常にごちそうさまでした。
あみちゃんセウォンはヒロインの顔したヒーローですね。

ところどころ、バックハグあり、おんぶあり、タッチありので、小学生のときから腐ってる人間としては「なんという据え膳、親切すぎて草生える」とつっこみつつありがたくいただいてたのですが、まさかミニフィナーレでデュエットダンスまでするとは思わんかった。
しかも、キスはしてないけどそれをやるかやらないかみたいな微妙な振りも入ってましたね。

いやーーーーーーーごちそうさまでした。

芝居のラストは赤の婚礼衣装で狐の嫁入りで幸せな夫婦になるってことでええんか……?
いいんだよね?
テ・インソンの偽名は「クミホ(九尾の狐)」でもあるし。

とはいえ、作品内でははっきりした性的なものはなくて、きちんと名付けられていない関係性なのも、またいいもんだなぁと。
宝塚のファンタジーとしての、きれいなお伽話のような落としどころなのではないかと。
(とかいって、いっしょに暮らすようになったらおやりになるんですか?とか考えまくってますけれども)

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