花組版『おかしな二人』感想・4

花組

ポッポー姉妹=グウェンドリンとセシリーの2人、さあやと仙名ちゃんはやりきってたなぁ…!

星組版の2人(ゆあ&あんる)は基本的に上品で美人で、それなのにたまに素がこぼれてみえるのがおかしかった。

それに対し、花組版の2人は半分以上が毒でできていて、それに気づかないフィリックスがおかしくみえる作り。
コメディというよりは漫才とかに近い感じかな。全体に「ネタ」っぽい。
「セクスィーレディ」のガツガツしたところがこれでもかと表に出ている。

同じ役を演じていてこうも違うのか…!

みつるのフィリックスが遠くをみながら妻と子どもたちの話をしているときの彼女らの表情がすごかったよ。
写真をみて、ツッコミ入れまくり、笑い物にしまくり。
そして笑いをこらえながら冷めた目でフィリックスの妻を「キレイッ」と心にもないことを言いきるその姿には、ある種の清々しさすらあった。

さあやももちろんすごいコメディエンヌで面白いんだけど、それでもある程度の「枠」にきちんと収まってる気がする。
でも仙名ちゃんはそうじゃないんだよねー。

仙名ちゃんは元々やりすぎ芸風の子で、それゆえに私は(路線につながる方向での)「娘役」としては見られなかったんだけれど、今回はその芸風がジャストにはまった。
しかしそれがハマりすぎて、これまたやっぱり「娘役」の枠から少々はみ出ちゃうのがなんとも…(笑)。

いや、いいんだけど。
路線系の白い「娘役」だけが娘役の価値でなし。

実力のある娘役2人のすごい芝居を見せてもらいましたわー。

フィナーレの最初、黄色とオレンジのドレスで客席から登場するところはやはり眼福。
綺麗。美しい。

はー、いいもん観たわー、と油断してたら、みつるのバックコーラスで変なことをしだす2人…。
どこに行くんだ花娘。
最後までぐいぐい押してきました。

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Posted by hanazononiyukigamau