宙版『ベルサイユのばら―オスカル編―』感想・6

・かいちゃんのアランは、声がすごく好みでした。
歌はさておきセリフがめちゃくちゃ聞き取りやすいの。

Bパターンのかいちゃんアランは緒月バージョンより熱血してたと思う。

・ブイエ将軍はオスカル側からするとかなりイヤな人なんだけど、すっしーさんのは普通にかっこよくまともな人に見えて不思議だった。
あんまり無茶を言ってないような。

・ジェローデルは役替わりがどうとか言う以前に、会議場前での「マドモワゼル」呼びが嫌。

あの場面で「マドモワゼル」とオスカルを呼ぶのは、なんだか「あなたは女性だから見逃してあげますよ」と言われてるみたいだ。
「レディには手を挙げない主義なんだ」的な。

で、そうなるとオスカルの人格や思想・思考を完全に無視してる人みたいに思えて不愉快だった。
あの「マドモワゼル」さえなければなぁ。

・アンドレがジャルジェ将軍に剣をつきつけるところは、決めポーズみたいで妙に笑えた。
「秘剣●●!」とか言ってほしい。

・ベルばらだからいつもよりも観劇慣れしてないお客さんが多いのかどうかわからないけれど、携帯の着信音が鳴ったり携帯のバイブ音が響いたり客席でのおしゃべりが聞こえてきたり……。

でもそんなのを一発でどうでもいい気にさせるペガサスすげぇや。

ペガサスは毛並みが気持ちよさそうでした。
植爺が一番気合入れたのここじゃないかと思う。

・燕尾のところは、あの花を飾った髪型がどうもイヤなんだなとわかった。

オスカルって花を髪に飾りそうなキャラに思えないというのがまずあるんだけど、それ以上に、あのアップスタイルがビジュアル的に好きじゃない。
踊っても崩れないように櫛一本でまとめてるのはすごいと思うんだけど。

髪を下ろしたあとはわりと平気。

でも、黒燕尾は「男役の粋の極み」と思っているので、フィナーレで冒険するのはどうもね。

フィナーレ以外や、「黒燕尾」でなければ、もうちょっと受け入れられたと思う。

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