東京・真風サヨナラショー・3

宙組

緞帳が降りて、幕が上がったら真風が一人。

「夢を託すとは言いますが……呼びたいと思います。芹香ちん!」「ども」「ども」

とゆるい感じに始まりました。
この2人が並んで面白くないわけはないのである。
まかキキは思い出も多く、星組での出会いのころから苦楽を共にしたという話を。でもそこから離すと朝までかかるから、とやめたけれど朝まで語ってくれていいのよ。

「この子強がりなところがあるので、強がってたら弱ってると思って、皆さんよろしくお願いしますね。」

客席にキキちゃんを頼むゆりかちん。
キキちゃんも泣くけどファンも泣くやつである。
「この子」呼びに真風の母性を感じる。勝手に。

その一方で、真風はキキちゃんのポスターいじりもした。
いろいろと動揺するキキちゃんは全世界配信はまぬがれたが日本中には配信された。
ありがとう、ライブ配信。
サヨナラショーまで全世界でとなると、音楽の権利関係が難しくなるんだろうなぁ……と想像している。

サヨナラショーも終演して、最後は真風とじゅんはなちゃんの緞帳前。
トップだけが出てくるアレですね。

2人は上手側の袖から出てきたんですが「ゆりかさんが先に出てくれてよかった」みたいなことを言うじゅんはなちゃん。
曰く、大劇場では自分が先だったから……となぜか改変された記憶を語り出し、盛大に真風にツッコまれる。
「こういうときに娘役トップが先に出てきたことなんてないよ!?」
なにを言い出すのかねこの子は、みたいなツッコミを入れる真風に明るく笑いとばせるのがじゅんはなちゃんである。

さらに「これからも、どんなときもゆりかさんの味方です」とじゅんはなちゃん。

宙組は、特に昨年末あたりからいろいろあったからねぇ……。いわゆる文春砲ですね。
じゅんはなちゃんがそれらの騒動を念頭において「味方」発言をしたかは謎ですが、心強いことに変わりはない。

宙組ボンド、無事に千秋楽が終わって良かった。
東京楽はサヨナラショーや階段降りなどすべて含めて18:30くらいに全部おわった感じかな。

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