『New Wave! -花-』感想・5

・だいもんの場面は現代的な「オルフェとユリディス」――であるらしいのだが(だいもんとべーちゃんの役名がそうなってるから)、冥府下りで有名なギリシャ神話をベースにしたものとは別物に思えた。
ていうか、あんまりストーリーがわかんなかった。

「傘がない」「彼女を迎えに行かなくちゃ」とだいもんが歌ってるのは、亡きべーちゃんを迎えに行こうとしてるのか?
ラストシーンはべーちゃんとの再会?
もしかしてだいもんもあの世の人になってる?

2~3回観たらストーリーを把握できただろうか。

・それはそうと、だいもんの歌は圧巻だ。
ただのうまさじゃなくて、世界を作り出す力がある歌だと思う。
場面によってがらりと空気を変えてくれる。

冥府下りのおどろおどろのない「オルフェとユリディス」なのに、だいもんの歌で不安がかきたてられた。

・ヒロインはべーちゃん。かっわいい。

べーちゃんは娘役としてはけっこうなサイズだし、組んでいるだいもんは大柄な男役じゃない。
でも問題なく見えるんだよね。
邪魔にならなくて、それどころか娘役らしい存在感を出してくれる。

可憐で朗らかな娘役さんだ。
美貌じゃないけど、舞台人としてきれい。

・幕間にプログラムを読んだら、2幕の最初にべーちゃんのカゲソロが記されていました。

曲は「もう涙とはおさらばさ」。
だいじょうぶか……と不安にかられましたが杞憂でした。

きれいな声なんだよね。

音程とか技術的な面などはわかりませんが、温かみと柔らかさのある声でした。

・2幕のはじめは花組公演のメドレー。

水美・柚香の同期コンビでの歌もありました。
この2人はコンビ売りしたらいいと思うんだけど、表立って腐った感じがないのがまたいい(笑)。

マキシムの歌は本公演ではなかなか回ってこないから、こういう場で聞けてよかった。

・マイティーもソロあり。
たしかこのときは次の場面につなぐところで、舞台上にたった一人で出てたと思う。

度胸あるなぁ。

・「モータウン・メドレー」はレトロなアメリカ。
まぁこれはこれで…。

・どこだったか忘れたけど、「Set me free」と瀬戸くんが歌うのはシャレかと思った。

・2幕では仙名ちゃんが歌いまくってましたね。
こちらは硬軟自在なところがあって、こういう巧さを堪能できるのもまた楽しい。

・「Amazing Grace」でべーちゃんのソロ。
こちらも美しい声でした。
心が浄化されるような優しさ。

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