蘭蘭『ファントム』新公感想・4

2021-02-11花組公演感想,花組

●タソは組長の役=楽屋番のジャン・クロード。
こちらもうまかった。芝居に過不足がなくて、温かみがあって。
タソもまだ新公学年なんだよなー。なんの違和感もなかったよ。

彼にはついネタ的なものを探してしまうんだけど、芝居を観るうえではすごく頼もしい存在だ。

●姫花のソレリはやっぱり姫花でした。
すっごいかわいいけど歌うと「ああああああ (((( ;゚д゚))) 」ってなる…。
しかも本公演の初日と違ってこちらはメインキャストが歌える人が多いので破壊力倍増でした…。

●路線系があたる団員のセルジョ・リシャール・ラシュナルの3人はそれぞれ柚香くん・水美くん・和海くん。
綺麗な子を集めたなー。
カルロッタにいじめられてないだろうか…。

『フェアリー・クィーン』でリシャールは歌があるんだけどマイティーの歌はなかなかですね。
妖精男の2人には緑の耳っぽいものがついてなかった。あれは中村Bだけのこだわり…?
『カルメン』リハーサルがなくってちょっとわりを食ったのが残念。

●従者たちは人数が減ったのもあるだろうけどどうもハッタリが足りんなー、と。
本公演メンバーのナル入ってる感じが好きなので、カツラの工夫含めてもうちょっと…! と言いたい。

●若キャリは研2の優波さん。抜擢なんだろうけど、どうも…。

彼の若キャリが真瀬の現在のキャリエールにつながる気がしない。
冷たそうで自己中心的にみえて(実際、キャリエールにはそういうところがあると思ってるけどね)、真瀬に感じた小心者で人がよすぎるがゆえの過ちとしてみえなかった。
単に顔が怖かったからというのはあるかもしれない。

●オペラ座の裏方にオカマキャラがいたんだけどびっくで合ってるよね?
とりあえずなんかやらずにはいられなかったのか(笑)。

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