姉からのメール・154

姉からのメール

花組 国際フォーラムC ダンスオリンピア 感想8

・カスタネット?カタカタカタカタ…が激しくなってからはもう、息ができん!!これからいよいよピークに向かっていく、クライマックス感がめちゃくちゃやばい!!

・ソロで踏んでるかれーちゃんにマイティが 合流しての差し向かいでのフラメンコ、マイティ なんて表情すんのよ…!!励ましとか願いとかがこもったような視線。何でそんな顔すんの…泣ける…、そう、この後アレがあるからね…

・上手から下手へ、トップの意地と覚悟を見せつけるようにステップを踏む柚香光。
そんなに見てないけど、私の今までに見てきたどのかれーちゃんとも違ってた。体張ってた。

いや、みんな、特にトップさんともなれば全員体張ってるんだろうけど、なんかかれーちゃんて私のイメージではあまり分かりやすくそういうことしないタイプだと思ってたのよ、影でどれだけやってたとしても。
余裕でかっこいいとこしか見せなそうだし、そういうクールさが売りだと漠然と思ってたので、なんかイメージと全然違っててびっくりでした。

トップ自ら切り込み隊長じゃん、隠れ体育会系体質な私(嫌だろう?わたしも自分で嫌なのよ)には非常にクるものがあった(あと部活で一度だけ吐いたの思い出した)。
あーほだされるー(T . T)!!

・足ザッザッてするのとか、後列から順に互い違いにポーズとってくのとかがビシっと揃うのが、あーー!花組ーーー!!!ってなった。みんなめっちゃカッコよかった!!!
バレエとかコンテンポラリーよりもひらひらしない、より硬質で鋭い動きめっちゃかっこいい!!男度高い。

ダンスオリンピア見れてマジでよかった!!!ってここですっごい思った

・左を示して「頼むよ!上手娘役!!」→「行けるわよ!」、右を示して「そこは任せた!下手娘役!!」→「任された!!」、後ろを振り返って仰いで「背中は預ける!!」→「仰せのままに!!」(これはわたしの勝手なアフレコです)。

最後ザッザッザッザッと歩を進める全員の足音の何と力強く頼もしいことか!!
男役も女役もない(あるけど)この流れ、えぐられすぎて辛!!!

このショーでこの場面がダントツで好きだわー!!!間違いなく!!!マジで痺れたわ、Blu-rayはまだかーー!待てーん!!

・疲労困憊なのに緊張を解かせないひとこヒドイ。ところどころ(低い音のところ?)だいもんに似ててびっくりした(O_O)。

ひとこ上手だったわー!!滾ってた。ダンスも上手いが歌も上手いね!

・花組メドレー。
激しく熱いフラメンコからのエアポケット感にひょうっ(゚o゚;;となりつつも、「いつものやつ」にほっとする自分もいた

・みんなで行くのだ〜って歌う上級生、無条件に良くない??

・ひとこが歌ってる時にうららちゃんが出てきたので、おお、初同期の絡み?と思ったら違った

・マイティ べしょべしょなのは汗なの涙なの?なのにこの人笑顔全開で歌うもんだからもうね…コーラスも美しい

・で、主題歌で締め。
あーーめっちゃ楽しかったー! Go Go New world!!太鼓とかフラメンコとかカンドンブレ?とか、それぞれのダンス、それぞれのカルチャーへの愛と尊敬が芽生えるような、すごいステージだったなー!!もう2020のベスト作品決まったわ、わたしの中で。

次の公演、はいからさん…ショーがない…けど、コレを見たから我慢できる、たぶん。ヨロヨロ。
(その分フィナーレに期待しすぎて、心がとんでもないことになりそうな気配はある)
華ちゃんの、ミリも邪心のない「いってまいりまーす(*⁰▿⁰*)!」が楽しみよ

・ちゆちゃんの卒業公演が見れて良かったなあ…。
さらば、ちゆちゃん。あの日の鮮烈なロクサーヌはずっと私の心の中に(*´ー`*)

・おまけでわたしのアステア語り(ってほどでもないけど)。

フレッドアステアってVogueの歌詞に名前が出てくるから知ってたけど見たことない…昔の人で、あんまり興味はないけど、歌劇にも話が出てたし見とこうか、と思って動画を見たんだけど…めっちゃすごいダンサーだった、こんな人いたんか。昔の人だと侮ってはいけない

・男女ペアのダンスって宝塚以外では女性の方をメインで見ちゃう、衣装も格段に華やかだし。男性側って地味…。宝塚みたいにひらひらキラキラそんなについてないし…。振り付けも女性の振り付けがまずあって、それに合わせての男性、男性はあくまでサポート、みたいな印象があるんだけど

・で、アステア。シドチャリシーへのサポートが恐ろしく完璧で、なんやこの人!!こわ!!と思った。多分パートナーの身長体重、腕足各パーツの長さとかを全部把握してるんじゃないかと思うわ。

一番きれいに見える角度でじぶんの腕を伸ばしたその先に、コンマ何秒か先回りしてアステアの手が待っている。
シドチャリシーが恐ろしく自由に、アステアを全く意識せず、自分のことだけ考えて好きなようにダンスしてるように見える。

女性ダンサーのみならず、女性全体の理想を体現したようなサポート具合にビビった。
だって欲しい場所に、欲しい強さで、欲しい時にベストなフォローがあるって最高過ぎないか!!ねぇ!!そりゃマドンナ様も歌にして讃えるわ

・あれだけパートナーの動向に目を光らせながら自らも優雅にダンスするんだから、彼のソロダンスは推して知るべし。最後の馬車の乗り込み方が、まるでCGか合成かのような非現実的な優雅さなので是非見て。自分の車でさえ、よっこらしょおぉー!って乗り込む無様さを今日から改めたい。見たのはdancing in the darkです

終わり

2020のベスト作品決定かよ!!早!!!

私はLVですら観てないので(だってうちの地元でやってくんないんだもの)、姉の家でBlu-ray見せてもらうことにする。

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