『ジュエル・ド・パリ!!』感想・2

雪組公演感想,雪組

・ディーバ・美穂姐の歌で送られる退団者たち。
娘役もパンツスーツで素敵です。
うき様もこれが見納め。

・クラシックダンサーとモダンダンサーに別れて踊るサン・ジェルマンの場面。
この場面のあがちんが本領発揮という感じがした。
本人がとても気持ちよさそう。
髪型も抑え気味でちょうどいい。

あがちんについては、なんとなく中の人の性格的には職人系ダンサーのポジションが一番しっくりくるんじゃないかと思う。
ただ、本人のビジュアルとスターオーラが「職人系ダンサー(≒非路線男役)」でいることを許さなかっただけで……と、勝手なことを想像で書いております。

・カンカンは立ち役系娘役の夢白ちゃんにぴったりの場面ですね。
衣装もキュート。

路線系男役&はいちゃん&いちかくんがカンカンボーイで、ほかはみんなカンカンレディ。
初日に観たとき、女の子たちの中に男役の女装もいるなとは思ってたけど、プログラムを見たらまなはる・あすくん以下上級生もがっつり出てるんでやんの。
つまり管理職(組長にわさん、副組長りーしゃ)以外みんな出てるのか。
初舞台ロケットにプラスしてもう1回ロケットがあるみたいで楽しい。
しかも大人数で迫力がすごい。

なかなか上級生男役の女装まで目が回りませんが、そらちゃんと組んでるあすくんがなんか笑わせてきてる感じはわかった。
「女装がコワイ」というだけでなく、積極的に笑わせてくる感じはさすがのいたずらっ子だわ。

・カンカンの最後、銀橋でポーズを取って「アヤ!」の夢白ちゃんの掛け声が可愛い。
最後に銀橋に出てくるカンカンレディのひまりちゃんもはばまいちゃんも可愛いな。
くるんとした髪型が似合う。

・デュエットダンスはとにかく夢白ちゃんのドレスが素敵で見惚れた。
真っ赤で、上半身の片側(向かって右)がレースでできてるみたいなの。
華やかさと艶やかさが前面に出て、映える。

この場面のカゲソロは美穂姐、カゲコに愛すみれちゃん、ともかちゃん、ありすちゃんという豪華さ。
ていうか大介ショーはこれでもかと美穂姐を重用するよね。
だれがカゲソロやってもいい娘役さんたちをコーラスに従えて、美穂姐の歌をというのも贅沢ですわ。

・パレードは以下の流れだったかと。

はばまい(エトワール)
 ⇓
縣(肩掛け羽根)
 ⇓
そら(肩掛け羽根)
 ⇓
あーさ(大羽根)
 ⇓
(美穂姐・歌なし)
 ⇓
夢白(大羽根)
 ⇓
咲(トップ羽根・ナイアガラと雉つき)

はばまいちゃんのエトワールはさすが。

大羽根はあーさが水色、夢白ちゃんがピンク系で、咲ちゃんはその両方が入ったものだったような。
色味が可愛かったんだよね。

初舞台生もいて舞台上がぎゅうぎゅうで、満足度の高いショーでした。

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