花組全国ツアー版『GRAND MIRAGE!』の思い出し書き。
観たのは梅芸と金沢、そしてライブ配信です。
金沢はたしか2023年ラストの生観劇でした。
宙組関連を中心に、まだ宝塚が今以上にざわついていた時期でしたね。
上演することのモヤモヤがゼロとは申しませんが、それでも観劇の楽しさが上回ってしまう。
全ツなので人数は少なめでしたが、不足は感じませんでした。
・プロローグ、ロマンチックの青年にいるカチャが違和感なさすぎる。
大劇場公演、いなかったよね？？
・本公演ではどエロいと思ってただいやが髪色変えたら「艶やか」に感じたので、ほんと髪型って大事だな。
プロローグ後の「果てしなきMIRAGE」（4人口の若者っぽい歌の場面ね）メンバーに入ってパステル衣装で目立つ場面もらったから、こっちの雰囲気に合わせたのかなと。
免疫のない小さなお子様がご覧になっても安心である。（でも芝居は『激情』だけどな）
・砂漠の場面（遥かなるMIRAGE）で最後にセリ下がるひとこ中尉（実際はセリないけど）は「無念…！」って顔をしてて、雪組育ちだなぁって思いました。なんか、武士の血が……。
・深音ちゃんのお歌、きれいですなー。
・生腹披露の美咲ちゃん。こういうのも度胸だわね。
まどかとはまた違った感じできれいでした。
・カンツォーネのあかさん、髪型のせいかめちゃくちゃ若くなった。
ホッティーはあのまま産まれてきた。間違いない。
はなこちゃんはドヤっとした見せ方（顔のつけ方）が板についてきたような。
わかりやすくぐいぐいと「やる気あります！！！」な感じなのが楽しい。
カチャさんはチャラくて楽しいな。
指ピストルやらウィンクやら指差しやら。いろいろと仕掛けてくる。
ゆりちゃんといい舞月ちゃんといい、こちらも学年がわからない若々しさ。
カンツォーネの場面のラストでカチャが娘役さん8人を相手してるの面白すぎるんだけど、うち数人はさっきまであかさんたちの彼女だったわけで、冷静に考えるとけっこうヤバい。
・シボネーは全ツになっても楽しすぎる。
これが中詰って病みつきになるわ。
男役のA扱いはあかさんとホッティー。
娘役のA扱いはみさこちゃんとはづきちゃん。
路線のはづきちゃんはともかく、みさこちゃんは退団を1作前にした餞だったのかしら、と後から思う。
・ヒロイン肩乗せ登場は全ツでもはなこちゃん。
いや、女の子だからね？？？
怪我したら労災ものだよ！？ と思うけど、その大変さを観客には見せないのが男役の矜持ってものかしら。
・梅田では下手客席にアピールらしきものがなかったひとこが金沢ではそれなりにちょっかいかけてて「成長…した…？」と思った。
見どころが多すぎてあまりきちんと観れてなかったけど、美咲ちゃんからアクションかけたりもしてたようで。
・シボネーは本公演に引き続きやっぱりだいやが楽しすぎてですね。
堪能いたしました。
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