12月13日に観た雪組ショー『FROZEN HOLIDAY』大劇場千秋楽の感想の続き。
メモを元にざっくりと残しておきます。
・ブランコで登場する咲ちゃん。
「こっちへおいで」と歌ったときに「あーーーーー野口作品!!」となりましたね。
私、最近の野口作品はけっこう好きなんですよ。
『Délicieux』、『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』、『ENCHANTEMENT』、『ODYSSEY』あたりはものすごく好き。
でも今回はわりと……アカンほうののぐちんでした。
悪ノリ感が合わないのかなぁ。
洋物ショーでありながら、和物で正月までぶっこんでくるという無茶ぶりです。
この和洋折衷(って言うか?)も上手く行ってたら「剛腕」と呼びたいんだけど、そういうレベルには達してないと思う。
・ドレッドでレゲエなあがちん。
芝居に引き続き見た目が濃い。
・色気ありすぎて信者の煩悩が消えなさそうなそら神父。いや、キリスト教だから煩悩じゃないか。
・どうみてもプレゼントは俺なあーさサンタ。のぐちん、チャラいあーさ好きよねぇ。
『A-EN』のときから変わってないというか、今のあーさの新しい良さも引き出してほしい。
・椅子を使ったロケット、可愛い。
・飾り立てられる夢白ケーキがローソンかどこかの土台だけケーキのようだ。
夢白ちゃんは中詰赤ドレスでも押し出しの良さを感じてほんと好き。
・「歌ヤバ5人組」とメモがあった(失礼)。
たぶん中詰終わりのところだと思う。
この公演で美声のそらちゃんが去り、次の大劇場で安定感のある咲ちゃんもご卒業。
曲にもよるんだろうけれど、次世代、どきどきしますね。
・そら神父が黒から白へお着換えをして「蛍の光」だったかな。
歌い踊りまくりでナナちゃんもダンスの見せ場ありでした。
そうか、ここは大晦日の場面だったのか。
・いきなり正月に。「年の初めのためしとて」の歌。
和風なのが入ったのは「和物の雪組」だからなのかなぁ。(あんまり和物ショーはやってないけど)
100の文字は雪組100周年を寿ぐ。
・花開いたら上にいるエンリコ、なぜ。
咲ちゃんが着そうな衣装きてる、ギラギラシャラシャラしたダルマ。
だれかと思ってプログラム見て、再度驚いた。
エンリコ本人がどうとかいうより、新公主演かヒロインくらいやってる人がやりそうなポジションよねぇ。
かせきょーとかはばまいちゃんとか。
・ロケット衣装もまたけっこうな謎衣装だった。
鉄腕アトムっぽくもある。
これは寝っ転がって雪の結晶を作る彼女らをミラーで見るロケットなんですね。
2階席のほうが楽しそう。
・フィナーレの流れは最高。
前にも書いたけど、「人生のメリーゴーランド」の音楽も振付も好きだ。
そしてデュエットダンスが咲あやじゃなくて咲そらだったところに「夢白ちゃん、残るんやな」という感じがしました。いいと思う。夢白ちゃんはまだ若いし、大輪の花を早く去らせるのは惜しい。
3番手のそらちゃんはサヨナラショーをする格ではないけれど、きちんと餞別をもらえてよかった。
咲ちゃんは最後の大劇場でのショーを務める。
この段階では咲ちゃんのベルばら退団は発表されていなかったものの、だいたいの人が想像していたとおりでした。
咲ちゃんにも感慨深いものがあるのだろうな、という雰囲気でした。
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