愛ちゃんからのメッセージ(代読)
まずは星組組長・みきちぐから、愛ちゃんのメッセージが代読されました。
ざっくりと、こんな感じだったと思います。
「幼いころから大好きだった宝塚、特に好きだったのが星組。
新人公演のとき『補正なしでシャツイチになれるのは男役の武器になる』とゆうひさんに言われた。
神々でウエクミに「かっこよくやらないでください」と言われた。
役者として認められるようになったと思う。
専科時代、一番嬉しかったのは星組の皆さんとの出会い。この時代がなければ今の私はない。
ロミジュリの死では、自由に演じることができるようになった」
専科異動は本人にとってもファンにとっても心穏やかならぬ出来事だったと思いますが、それでも「一番嬉しかった」と言える星組生との出会いが待っていました。
トップになるだけが幸せではないとはいえ、やはりトップになることへの周囲の期待や憧れはあったのではないか……と思います。
それを「星組の皆さんと出会えてよかった」と美しいところに落ちついて、正直なところほっとしています。
サヨナラショー①「幸せの鐘の鳴る日」~「マドリードへ」
サヨナラショー開幕。
青い大階段をバックに、センターからセリ上がる影。もちろん愛ちゃんです。
シルバー飾りの黒燕尾の愛ちゃんがソロを歌います。
「幸せの鐘の鳴る日」は初めて新人公演で主演した『誰がために鐘は鳴る』の曲ですね。
「僕には今君がいるのだ」という歌詞が、ファンに向けられたものにも聞こえます。
愛ちゃんは銀橋へ。
客席では早くも白のペンライトが振られていました。
きれいですよね。
・銀橋で、星組の『シークレットハンター』主題歌「Eres mi amor」の愛ちゃんソロ。
懐かしいな、とうあす!!
ていうか、かなり古いのを持ってきたな!!
これ、愛ちゃんの初舞台公演の曲なんですよね。
月日が経つのは早い。
おさかなロケットに鳴り物にと、93期初舞台生はかなり大変だった記憶が。
愛ちゃんのメッセージで「(ファン時代)星組が特に好きだった」という情報があっただけに、この選曲はよりグッときます。星組にいたあやか様のファンだったんだもんね。
・本舞台に戻り『マノン』の「マドリードへ」。
新公、初舞台、直近の小公演と選曲の幅が広いっすね!!
「心の中でなにかが生まれなにかが変わってゆく」などと歌いながら大階段を上る愛ちゃん。
降りてくる黒燕尾の男役たちとみんなで大階段で踊るんですが、もちろんセンターは愛ちゃんです。
いつもならトップが立つ大階段での黒燕尾のセンターを、サヨナラショーとはいえ2番手の愛ちゃんが務めるのが胸熱です。
これも、「もしかしたらあり得たかもしれない景色」なのだよなぁ。
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