2017年『レビュー 春のおどり』感想・1

OSK

OSKの「レビュー春のおどり」を観てきました。
6月25日11時30分と15時30分(千穐楽)です。劇場は今年も大阪松竹座。
1階前方端と3階席で観劇しました。

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・第1部は日本物のショー、第2部は洋舞のショーです。

・第1部は「桜鏡  ~夢幻義経譚~」。ざっくり言えば義経伝説です。

これがすごかった。
今年は「春のおどり」に全劇団員の出演じゃない(元から人数は宝塚と比べて少ないのに)。それ自体はさびしく思えるのですが、少人数とは思えないほどのパワーとスペクタクル感があった。

パワーは劇団員のポテンシャルにもよるけど、スペクタクル感は演出や振付がよかったからもあるな。
今回の踊り、すごく好きでした。
盆も回るしセリも上下するし!(確実に邪馬台国より舞台機構が活用されてた)
めちゃくちゃ良かったので未見の人は東京で「夏のおどり」を観たらいいよ!

・「春のおどりはヨーイヤ、サァー」の、「サァー」の前に飛んでくるような声が好き。
ところでこれ、夏のおどりになったら「夏のおどりは~」になるの?
それはいいとして、「春、春、春」は「夏、夏、夏」になるのだろうか。

プログラムにはもちろん出番表があるんですが、カゲソロ的なところは書かれてないのが残念。

・義経の話や平家物語はざっくりとは知ってるけど、知らない部分もある。

母の常盤様が清盛の妾になった話はそういやあったな、って感じだけど(史実はともかく)、「松を手折って松を助く」の謎かけは知らなかった。
幕間にせっせとスマホで調べたわよ……。
本気で楽しむには文化的な素養が必要になるんだよね。でももうちょっと親切にしてくれてもとは思う。プログラムに軽くあらすじを書いておくとかさ。

それはそうと平宗清の緋波さんが渋くてかっこよすぎでした。

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Posted by hanazononiyukigamau