『風の次郎吉 ―大江戸夜飛翔―』感想・8
・今回は脇や下級生まで役があって出番やセリフがあるのと、町中のシーンでもモブがガヤガヤしてるのが楽しい。
たとえば、姉とエリザや大運動会のDVDを見ていて、「あ、この子この前の豆腐屋。みっちゃんのお父さん役の人ね」(亜蓮くん)などと説明できるのがありがたい。
そうやって下級生の顔と名前を覚えて、ジェンヌさんへの愛着を深めていくんだよね。
そして組も盛り上がっていく。
・亜蓮くんはモブ(神田の男)でいても目立つ顔だ。
・モブで目立つといったらなんといってもゆずかれーちゃん。
笠かぶってるのに顔が濃いったら。
あの小さな顔に大きなパーツがぎゅうぎゅうに詰まってるからねぇ……。
なにもしていなけりゃあのただならぬ存在感でうさんくさいことこの上ないのに、やってることはかわいいのだった。
ガマの油売りでお花ちゃんにお金を奪われたり(笑)。
持ってる雰囲気とやってることの可愛らしさのギャップが魅力である。
・若き日の次郎吉にサイフをすられるシーンは、同じくモブの「神田の女」のせいらちゃんと2人並んで歩いてるだけで眼福。
せいらちゃんがまたいい女だー!
せいらちゃんは基本的には紗知という名の瀬戸くんの手下のような役。
こちらも美しくてかっこいい。
某さんが「声がみりおんに似ている」と言うので気をつけて聞いてみたらほんとに似てた。
わりとパキっとした感じ。
・あやめ(べーちゃん)の手下にはマキシムとおしょうが入りました。
お調子者っぽくて騒がしいマキシムとかっこつけでいい男ぶってるのおしょうのコンビが楽しい。
・ダンスシーンや殺陣が派手なのも今公演の魅力。
「幸の影」が2人いるんだけど(更紗・春妃)、片手で側転したりしてかっこよかった……!
なんという身体能力。
・美花茶屋の、次郎吉をはさんでのお幸とあやめのやりあいがすごすぎる。
間に挟まれてなんでかどつかれまくるみっちゃん。
次郎吉の叫びがマジすぎて、喉壊しませんように! と祈りながら観た。
・フィナーレで何度か「ヘイヘイ!」とやるんだけど、ゆずかれーちゃんの手の甲を上に向けてピッピッとはねさせるような動きがかっこいい。
リズム感が好きなんだよね。
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