・全国ツアーの人数は、大劇場公演の半分にも満たない。
今回は脚本・演出もよかったし、出演者も力いっぱい演じていたけれど、残念ながらそれだけではどうにもならないところはある。
人海戦術の迫力にだけは欠けた。
パリ市街もバスティーユも、大劇場版を知っているだけに物足りなく感じる。
でもまぁこれはいたしかたないか。
・橋の場面、手を震えさせながらオスカルに武器を向けているヒメがよかった。
オスカルと戦いたくはない、けれど自分たちの権利のためにはそうせざるを得ない……という逡巡が見てとれた。
・なにげにいっぱいしゃべる市民たちの中にうきちゃんも。
うきちゃんは一言だけでしたけれども、なんだか「うきちゃんがしゃべったー!」的な感動をしましたわ(「クララが立ったー!」的な)。
はじめて声聞いたような……?
うきちゃんはバラの少女はめちゃくちゃかわいい。
美少女ぶりもさることながら、これでもかと可愛さを押しまくってくるあの芸風が大好きなのよ。
1幕終わりの貴婦人はとても美しい。
ああ目の保養。
そして気位が高そうで少し性悪そうな感じがすごくあの場面に合ってるわ。
・バスティーユの場面、ゆめみさんがほんとに楽しそうだ。
ていうかオスカルママなにしてんの!
・きんぐさん、すごくたくさん役を演じてましたなぁ。
ヒゲのロベスピエールはかっこよかった。
これはついていきたくなるわ。信頼したくなるもの。
その後の独裁政治その他を思うと辛いですけれども。
・まなはるがダグー大佐だった。
違和感なかった。
笑いをとりまくっていた。
ほんと芸達者だなぁ。
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