『インフィニティ』感想・7
がらりと雰囲気をかえてインド。
侍従と侍女の掛け合いの歌。
「我らは侍女 インドの美女 生まれながらにして才女」
「仕事をしないなら退場」
こんな感じの歌詞だったと思うんだけど、韻を踏んでいて楽しい。
最近マハラジャが退屈しておられるから、侍女のお前らが楽しませろ、踊りとか得意だろ。と命ずる侍従Aのコマ。
偉そうでアホかわいい。
そしてマッツマハラジャ登場。
変な座り方をしたりオレンジをいじったり。
あの顔でぐでーっとしてるだけで笑える。基本が無表情かとりすましてる系の人だからなぁ。
なにしてもキザな人が全力でやるコメディ。
もしかしたら、素のまつださんはこっちに近いのかもしんないけど。
(ていうか、そうなんじゃないかという気がかなりしてるけど)
一方、コマが侍女たちに踊らせ、したり顔でいるのがまたかわいい。
誉められる気満々。
なのにあっさりクビを言い渡され、大仰に驚き去っていく。
うまいわー、コマうまいわー。
コメディ鍛えられまくってるもんなぁ。
そして曲調が変わっていきなりはじまる「マッツマハラジャ」。
アホらしい!
楽しい!
みんなこのノリに乗って一緒に踊りだす。
見たことないけどこのアホさはインド映画のノリだ…!
後ろでぴょんぴょんしてるひーこがまたかわいい。
しれっと踊りがうまいまっつ。
しれっと変なことをやりだすまっつ。
しれっと動きがエロいまっつ。
――という、「しれっと」感がこれでもかと有効活用されていて腹筋崩壊します。
ラストのキメもすごくかっこいいのに、シーンがシーンだから笑えてしょうがない。
いやー、こういう場面があると通いやすいよね。
何度みても楽しくて、でも緊張せずにゆるく観られる。
それと、「この手の音楽が宝塚のショーでしっくりくるなんて…!」と少し感動した。これは発見だった。
かっこよい場面にするとだいたい浮くのに今回はOK。こういうアホなノリだといいのか…。
稲葉っち、素晴らしいぞ(笑)。
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