『仮面の男』感想・1

芝居途中から入ったため全体的なことは言えません。
水戸黄門とかみてない。
でも、芝居終演後の客席のようすその他からして、自分同様「なにこれ」「ひどい」と思った人が大多数だということはわかる。

おかげで「今度は頭からちゃんと観たい! ていうか、今日はじめから観たかった。・゚・(ノД`)」という気にはならなかったな。
負け惜しみでもなんでもなく。

私が入ったのはたしかちぎたさんが歌ってたあたり。
で、わりとその後すぐに牢獄のシーンがあるんですが、ポップな拷問シーンって新しいね★ うめき声を歌にするってシュールだね★ といういやみの一つも消えうせるほどのひどさでした。

ゆめみちゃん他囚人が鞭打たれる。そのときに発する声を音とみなして、彼らを鞭打ってメロディーにする。
地下牢獄の司令官=サンマールのコマが「私は指揮者なのだ!」的なことを言い出し、ピンクスパンで歌い踊る。

シヴァーブリンとギャッチを合わせたようなノリのコマはうまかったんですが、うまくてもあのシーンのひどさがどうなるものでもないよなぁ。
ジェンヌさんの熱演をねぎらう意味での拍手すら私はムリだった。

観た中で一番ひどいシーンはここだと思ったけれど、それ以外がすごく面白いわけでもない。
演出や舞台の使い方はいいかなぁ、としばらくは思ってたんですがそれも途中からやりすぎに思えたし。
救いはドレスとかがきれいだったことか?

観ているうちにどんどん組子が不憫になってきました。
これを大劇場で1ヶ月、東京で1ヶ月やり続けるのか…。

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コメント

  1. ももアリー より:

    間に合いましたよ。往復とも交通機関の影響を受けずに済みました。
    しかし仮面の男、ひどかったですね・・・
    悪天候の中、遠征するほどの内容でなかったのがすごく残念でした。

  2. ゆきたろ より:

    >ももアリー さま
    無事着かれたようでよかったです。
    私もこの遠征が雪公演のためだけだったら相当がっくりきただろうな、と思います。
    なまじ、気合いを入れて時間と交通費をかけてるだけに…。

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