というわけで、作品だけでは「0勝1敗1分」って感じなんですが、今日は阪急交通社貸切、司会は真波さん。
真波さんがとっても真波さんクォリティでそれに大いに満足しました。
1勝があるとすれば真波さんです。
まあ真波さんなので決してしゃべりはうまくないんだけど、そんなのはどうでもいい。
というか、そんなものはこちとら求めてはいない。期待しちゃいない(失礼)。
伸びた髪を後ろで一つくくりにして、向かって左側の髪だけ少し垂らして。
黒のパンツスーツ姿の真波さんはきれいでかっこいいお姉さんで、口はわりと開いていて、しゃべりはとってもアレでした。
そう、しゃべりはアレ。
でもいいの。なごむから。
真波さんの真波さんたるところは役名とかショータイトルの言い方がとつとつとしてるところ。
「るい14せい」「ろいやるすとれーとふらっしゅ」みたいな。ああ懐かしい。
見てるこちらの笑いがふつふつとこみあげて困る。
そしてところどころ素で「ひゃあー」だの「わぁ」だの言ってるところがすごくかわいい。なんてナチュラルなのあなた。
でもってテンション上がってるのに言い方が平たいのが真波さんクォリティ。
休憩時間にある抽選のお手伝いはあんことらら。
ドレス姿でかわいい。
真波さんも「かわいいー」って言ってました。
あんこは組配属後の最初の相手役(?)が真波さんだったそうで、「その節はお世話になりました」とお礼を言ってました…真波さんが。
ららは、真波さんのお手伝いをしてくれていたそうで。
「よく懐いてくれてねー」と言ってましたが、真波さんが言うと犬かネコのようだ。
抽選で次回公演の1列ペアチケットを当てたのが1階1列SS席の人だったんですが、「今日も1列!」と言ったときには客席いじりにいくかと思った。
終演後は大羽根を背負ったままのキムラさんと軽くトーク。
なんかいちゃこらしてたよ…?
芝居の役について「1回で2つの役がみれておいしい」と紹介してました(テレビショッピングのようだよ)。
ショーについてはインディアンにくいついてました。
「インディアンのかぶりものが立体的にきれいですね」って。
「立体的にきれいって初めて言われた」と軽くツボに入ったらしいキムラさんに、素で「なかなかいないですよ、あれに負けない人」って真剣に返してました。
あと、真波さんが「かっこいいー」と言ってキムラさんが「素敵な女性になられてー」みたいな褒めあいをしてましたよ。
「舞台袖から見てかっこいいーと思ったんですが、客席から見たらもっと、ねぇ!」みたいなことも。
そして「なんでそんなに褒めるの!」と照れたような困ったような感じになるキムラさん。
なんでって、そりゃ、ねぇ。
ていうか、ピュアな人って最強だな。
邪気がないから拒めない。
そら×キムだな、ととりあえず掛け算しました。
キムラさんのご挨拶は非常にトップらしいしっかりしたものでした。
真波さんとの対比がすごいよ。
『仮面の男』はパリを舞台にしたもので、客席にもパリに行ったことのある方もいらっしゃるでしょうが、これを見るとそれを思い出せる。
もしパリに行くなら阪急交通社で。
パリまで行くにはちょっと…、という方は、この宝塚大劇場で芝居をみるだけでパリにきた気持ちになれる。
これからも宝塚をよろしく、中でも雪組をよろしくお願いします。
こんな感じでした。
ご挨拶うまいよなーキムラさん、と感心したのでした。
コメント
お久しぶりにコメントします。
そらくんの記事には条件反射で食い付いてしまいました。
この「1勝」は素敵ですね。
ブログでもそらくんワールド全開でおもしろいですが、司会姿なんて観たら客席で呼吸困難になりそうです(ニヤニヤをこらえるために)。
キムの挨拶はいつもうまいこと言うなーって思っています。
今回の初日挨拶もなかなかでした。
>kei さま
『仮面の男』どの日を観ようかなー、と思ってたときに真波さん司会に食い付いた私と一緒ですね。
ほんとにニヤニヤして呼吸困難状態でしたよ。
オペラが外せないんです。
キムラさんの挨拶、ほんとにうまいですね。
初日挨拶はナマでは聞けなかったのでスカステで見ることにします。