蘭蘭『ファントム』感想・9

7月10日11時公演の感想。
前回見たのが初日と次の土曜だったので役替わりになってます。

・シャンドン伯爵はみわっちからまあくんにチェンジ。

ぶっちゃけみわっちの伯爵は「ああみわさんだなぁ…」を超える感想を持てなかったんですが、まあくんの伯爵も方向性こそ違え、似たような感想しか持てませんでした。つまり「まあくんが伯爵やってんなぁ」と…。
みわさんよりはチャラい感じにみえたかな。

みわさんほど大芝居じゃないので、2度の「クリスティーヌ!」の叫びはまあくんの方が好きです。

まあくんの問題は表情に幅がないこと。
いつもパターン化した表情をしてるように思う。

笑った顔、起こった顔、悲しんでる顔、困った顔、苦しんでる顔、憤ってる顔……etc。
彼女の持っている表情のパターンがいくつかあって、いつもそのどれかを出している。「こんな顔してるのみたことない」という新鮮味をおぼえない。

さらに問題なのはその表情に魅力を感じないこと。――これは私の個人的な好みなのかもしれないが。
ふつうにしてるときはいいとして、いろいろと表情に変化をつけたときの顔がどうも美しくみえない。
表情の研究をしてほしい。どうしたら美しく見えるか、かっこよくみえるか、「萌え」が生まれるか、母性本能をくすぐるか。

・アラン・ショレはみつるからみわっちへ。

繊細そうなアラン・ショレでした。ファントムからの手紙がきたときのぷるぷるっぷりが楽しいです。
怖かったのか?

カルロッタとの仲はアツアツ(死語)です。お姫様抱っことかしちゃうよ!

・セルジョはまあくんからみつるへ。

若くてクセの少ないみつる、というものを久々に見た気がします。
なんだか懐かしいー! ふつうにキレイー!
最近くどいのとかおっさんとか黒っぽいのとかをよくやってた印象なので、こういう白っぽい若者が新鮮です。

「フェアリークイーン」で緑の耳をつけていた姿はとっても不思議な生き物にみえました。
ジャニ系の事務所に入ってる若い子が大人の都合(というよりネタ)でやらされてる姿のようでした(でも本人真剣で気にしてない)。

セルジョをやるので若キャリもキャスト変更。
これがよかった。さすがみつる、芝居の人。

子エリックが自分の顔を水鏡で見て叫び、仮面をつけることになった場面。
みつるの若キャリは笑うんだ。笑って悲しむんだ。

あの笑いは自分の罪への呵責なのかな。重さに耐えかねて出た笑み。
笑っても救われないけれど笑わずには耐えられないから。

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