CDを借りてきました。
『エリザベート オリジナル・ウィーン・キャスト』です。
市立M図書館にあったので。ありがとうM図書館。
でもまぁ税金納めてるしな…。
訳詞を読んでるだけでおもしろいです。
オリジナル版と宝塚版の違いがよくわかります。
「考えたようになどいったためしがない」(宝塚版なら「計画通り…」)のところ、フランツ・ヨーゼフがシシィの手を取ってしまいました。
失意のヘレネ、
「3年間も稽古したのよ。
フランス語も習ったわ……」
「礼儀作法も仕込まれたの……」
ヘレネかわいそす。・゚・(ノд`)・゚・。
でもヘレネが歌ってることがちょっと嬉しかったりする。
それから「美容」(宝塚版なら1幕最後の「皇后の務め」)のところ、歌詞が…。
「昼にお飲みになる肉のジュース、
あれは絶対、
ヒレ肉を使ってないとだめよ。」
飲むのね、肉のジュースをっ。
美貌を保つのも大変です。
でもリッヒー的には「ヒレ肉」であることが重要らしい。
各曲のタイトルの違いを見るだけでも面白い。
「不幸の始まり」=「あらゆる問いがたてられた」
「退屈しのぎ」=「楽しい黙示録」
「闇が広がる」=「影はどんどん長くなる」
ざっと挙げただけでこんな感じ。
んで宝塚版に訳し直した小池さんはなんだかんだですごいな、と。ニュアンスを変えて、ナチュラルな日本語にしたんだものな。
違和感ほとんどないもんな。
すごいよ小池さん。
これを訳したのがキムシンだったら、と想像するのも一興です。必ずやどえらいことになってたであろう…。
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