舞姫・1

プルミエールと一緒に『舞姫』も見せてもらいました。
ありがとうありがとうS嬢。
DVDにならないしどうしようと思ってたんだ。

なんっつーか、文学ですなー。
文学だけど寝ないのがすごい。なんだかんだで景子せんせいの演出は素敵だ。邦楽の合わせ方もぴったり。

んで明治の日本の状況がきっちり書きこまれてるから、豊太郎のひどさが、当時の情勢を考えたらやむをえないものになって、共感し得るものになってる。

なにより豊太郎のみわっちが白くて凛々しいし。
顔、丸いのになぁ。女役もめちゃくちゃ似合うのになぁ。
ばしっと押しがきいてて、見ていて気持ち良かった。

みわっちはいつ見てもやたら気持ちいいんだよね。
目線とかがくどいからか?
堂々としまくってるからか?

白の軍服も似合いまくり。
あー、でもこないだ大劇場で見たなー、とか思ってしまった。順番的にはこっちのが先なんだけど。

野々すみ花ちゃんはもうなんつうか「野々すみ花ここにあり!」ってな感じで。
堂々のヒロイン。ヒロインっていうより、女優感ありすぎ。それもテレビドラマのじゃなくて舞台女優。
ま、ようするに北○マヤってことですが。

でも最初20分出てこないんだよねー。
んで舞台に出てきたと思ったらいきなり泣きの演技。…テンション上げるのがなんか大変そうだ。

出てきたエリスは清らか。
まだ17歳とかなんだよね。少女です。
清らかだけど人形じゃなくて、でもちゃんと可憐であるってのがいいですね。
「トヨ」って呼びかける声もかわいい。

気の狂うところの演技は秀逸だったなー。
ふっと何かが抜けた感じが、別の世界に飛んでしまった人を感じさせて。

たいていの「狂い」の演技って、凶暴さや攻撃性を伴ったエキセントリックなものなんだけど、すみ花のエリスは違うんだよね。
清らかなまま静かに狂う、っていう表現が美しくて悲しくて、かつ実在感があった。
それこそ、時計の針を一つ落としたような、静かな狂い方だった。

『エリザベート』のヴィンデッシュ嬢をすみ花で見てみたいなぁ。

豊太郎から舞扇をもらってかなめ返しが「できなーい」ってところでは、ついナウオンを思い出しちゃって…。
「ニッポンのお箸。できなーい」「ぽいっ」ってやつ。(たしかみつるがやってた)
感動的な美しい場面なのにねぇ。雑念がわいちゃっていけません。

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