『モアー・ダンディズム!』感想・2

星組大劇場公演『モアー・ダンディズム!』の感想の続きです。
薄紫のとばりの向こう
「薄紫のとばりの向こう」は宝塚ファン(すみれ色)で宙組出身(組カラー紫)の愛ちゃんにふさわしい場面でした。
清らかさと品がある。
これこそレビューよね、とかまさに王子様とか。
衣装に負けない華やかさと気品と。
この場面の愛ちゃんは、私の思う「ロマンチック・レビュー」の体現でした。
愛ちゃんファンだったらガチで泣いて前が見えなくなりそうな場面・その1。
ミッション
場面の説明(戦争が起こった地域や時代背景的なところ)が特になかったので設定は謎のままですが、謝珠栄先生らしい踊りまくる場面です。
次々に手渡される書類は手紙?指令書?暗号?それとも文学的なもの?
なこちゃんの回転がきれい。さすがダンサートップ娘役。
ひーろーの笑顔とダンスが良い。
愛ちゃん様に負けず劣らずのヅカオタだからか、ひーろーのやる気もすごく伝わってきた。ダンスにキレがあってばんばん目に飛びこんでくる。かっこよかった。
せおっちのターンで前列にうまいのいると思ったらあまとくんでした。
青年(ミハエル)は亡くなっても時代は続いていく。哀しみの中にも希望が見えるラストです。
ビューティフル・ラブ
つばの大きすぎる帽子の娘役たち。(ちょっと赤ちゃんぽくもある)
これもザ・ロマンチック・レビューだなああああ!!
センターがくらっち・ほのかで美声が響きます。
りら様、いーちゃんもいるしね。
娘役さんたちの現実離れした可愛さを愛でるのも幸せ。
キャリオカ
きました、キャリオカ!
テンション上がりますねぇ。
キャリオカはリカさんとまーちゃんのを何か映像で部分的に見たことがある……くらいの前知識です。(海外公演だったっけ)
シンプルな黒燕尾が美しい。
独特なタメを入れて歌うこっちゃん。
大元を見てないから知らないけど、初演のミキさんに寄せてたりする……?
場面によって歌い方を変えてきて、でもどれも美声で上手いのがこっちゃんならではです。
しかもダンスもめちゃくちゃ上手いから意味わからんよね。
中階段のセットからこっちゃんが降りてきた後、舞台の上下から男役たちが走り出てくるのが壮観です。
ぴーすけの余裕を感じるダンスも素敵。
水色ドレスのはるこくらっちがちょっと特別なポジにいて、ほかはピンクのドレスの娘役。
はるこのドレス裁きの美しさは至宝ですね。
91期高卒とは思えないビジュアルもすごい。ほんと衰えない……!
時空どうなってんの。
愛ちゃんとはるこの並びはクラシカルな美しさでうっとりします。
天飛くんは観てるとエネルギーチャージできる。あの子見てると元気になる。
お化粧も上手くなって、芝居の多聞坊とは別人のようだよ。
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