『デビュタント』感想・3
・せおっちはマサツカ芝居の変な主人公(自分探し系)が似合う。
スッと立ってるときれいなのに、何考えてるのかわからない感じが(たぶん、主人公自身わかってない)。
・しどりゅーはきれいで、それなりに実力もあり、破綻なく……、品の良さもある。
任せて安心な感じと、どこにおいてもしっくりくる感じがあるなぁ。
役柄のせいか、「納まりのいい人」という印象を受けた。
・極美くんはマサツカ芝居におけるえりたんみたいな人だなぁ。
きれいなのに、どこか破天荒さを感じる。
・男3人で飲む歌が楽しかった。
ていうか、男同士で飲む歌ってタカラヅカではけっこうよくあるよね。
・変な執事(?)が出てくると「ああハリーだなぁ」と思う。
あまじがやってたはず。
・主人公を待ち構える黒い服の男2人。
「手荒な真似はするつもりはないから着いてきてほしい」と言いつつ実は……というのが王道パターンだが、それをひっくり返した演出。
2人とも激弱で、イヴへの害意はなくてほんとに着いてきてほしいだけで、彼らをうっかり倒しそうになったイヴが慌ててしまい、気の良さから2人についていく流れになってしまう……っていうね。
しょーもないけどこれも楽しかったな。
・宝石盗難の解決方法は腰砕け。
ご都合主義を超えてちょっとぶん投げ気味に感じるが、物語の主筋はここじゃないからいいのか。
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