東京・真風サヨナラショー・2

サヨナラショーのあとは真風以外の退団者の経歴紹介やコメントの代読。
ここはさすがに現副組長・まっぷーが務める。
すっしーさんはお着替えしなきゃいけないですから。

そしてついに、学年順に階段降りです。
黒紋付きに緑の袴です。

お花渡しは、宙組は同期生がみんなが集まるんですね。
102期くらいだとたくさんいて賑やかで華やか。

学年が上がるとどうしても人数が減ったり、そもそも同期生が組内に在籍していなかったり。
そうなると卒業生がお花渡しに現れることもあるわけで、それはそれで一大イベントなのでした。

96期生、しどりゅーには元星組トップ娘役のあーちゃんが。
同じく96期生のあきもには元花組トップ娘役のかのまりがお花渡しに来られました。
しどりゅーは元星組で、あーちゃんとは接点があったし、かのまりは元は宙組生だから下級生時代をあきもとは一緒に過ごした仲。
それぞれ、いろんな思い出があることでしょう。

しどりゅーは白薔薇のブーケがとても似合っていて、本当に貴公子然としていました。

組長のすっしーさんには、大劇場千秋楽と同じく専科のさおたさんからお花が渡される。
最後の在団する同期生であり、宙組時代を共に過ごした仲間であり。
管理職としての大変さを共有していたというのも、2人にとっては大きいでしょうね。

一般のタカラジェンヌは黒紋付きに緑の袴というタカラジェンヌの正装で大階段を降りますが、それ以外を選べる数少ない人が男役のトップスターです。
(「唯一」と言わないのは、専科のミサノエールさんを覚えているからですよ)

ムラ楽ではオーソドックスな正装を選んだ真風ですが、東京楽は黒燕尾でした。
ファンの期待を分かってらっしゃる!!
めちゃくちゃにかっこよくて美しくて。
でもこれがきっと最後なんだろうなぁ……外で着る機会なんてほぼないだろうし、という一抹の寂しさも込みの、一世一代の凛々しさでした。

黒燕尾姿の真風の最後のお花は横持ちの白薔薇。
黒と白のコントラストがこれまた凄絶に美しい。

最後のご挨拶をして、退団者が横に並ぶ。
退団ブーケにみんな白いお花が入ってるのは揃えたのかな。合わせるのも紫系の花で。
並ぶと一層きれいでした。

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