姉からのメール・224・雪組

姉からのメール

姉から『蒼穹の昴』の感想が届きました。
ひっさしぶりの雪組生観劇なんじゃないかなー。
だいたいいつも花組と宙組ばっかり観てる人だし。(あとたまにOSK)
もしかしてみなこがいた頃ぶりくらいの雪組だったりする……?

雪組 蒼穹の昴 感想1

・「蒼穹の昴」!!まず言葉が美しいですわね〜!蒼穹という言葉を知らなかったので調べたら、晴れ渡った空を意味するそうな。晴れ渡った空に星が輝く。いかに昴といえど、太陽光に眩んで見えそうにない?と思ったけど、その辺、何か意味っぽいものはあるのか、私が聞いてなかっただけなのか

・連れてってくれて、チケットの用意までおんぶに抱っこでありがとうねぇ(^^)。しかし自分ではこの日程は絶対組まないわ、まもなく始まりますのアナウンスを劇場の外(タカホあたり?)で聞いたの初めてだわ、っていうかこんな外まで聞こえるって初めて知ったわ(笑)、そしてそこから着席間に合うんだ?!へぇーっていう…!多分この日程、もう二度とやれん、足がーー笑!!でも雪組リベンジ(^^)イェーイ!!(死んだ心中、改札お知らせボード前で立ちすくみましたよ…)。何人かきっとウチらと同じルートだろう、という人たちがいたね。お互いがんばりましたねー握手!!

・いっしょに行く人が話の内容とかその組に詳しいと、「あの人誰?」「あれなんであーなってる?」みたいなのが秒で知れてありがたいなー

・花全ツでみとさんとさおたさん見てきた後なので、この日は私史上、「最高に専科さん浴びた日」になった。おそらくこの記録はしばらく塗り替えられることはないだろう

・セットがすごい!って聞いてはいたが、本当にすごかったね!幕あきの宮殿の絢爛豪華さと奥行きが!宮中の金銀原色!!と、街とか原っぱ?とかのくすみががったセットの差。メリハリあるわー

・装置が松井るみさん。広がりと奥行きがすごい。あがちんの執務室は遠近法でより奥行あるようにみえたなー。さきちゃんとあーさがいる場面だったと思うんだけど、星空の広がる野原?で背景の樹々が弧を描いていて、魚眼レンズを通したみたいな視野になってた。大地の広大さを思わせる効果があって面白かった。中国っぽい味のある背景だなーと思ってた店の上の墨絵が、阿片窟では引きちぎられてそらちゃんを絡めとってた。2Dだと思っていたものが突然3Dに!な驚きもあって、セット見てるだけで楽しいよ〜はほんとやなーって思いました

・ずーっと雪組見れてなかったので、人全くわからんかも…と思ってて、実際あんまりわからんかったんだけど、最初の方の市井のまなはるは秒でわかっちゃって、なんかちょっと笑った。全身でまなはる!だったので楽しかった

・さきちゃん、上背があるっていうのもあるけど、真ん中感すごいね?!しばらく見ない間にこんなに大きくなって(もとから大きい)…。私が見ていない間に、足と白目の部分足した?!?!絶対増えてたわ、すっかりしっかりトップさんやなー(^ω^)、白目にキレ物感がでてた

・文秀、叶えるべき理想とそれをいかに実現するかという手段を、同時進行で考えられる人みたいで出世しそうだなーと思った。同時進行というよりは細かく往復してるのかもだけど

・科挙で、おじいさんを介抱してうんぬんのくだりはあんまり分かっていんだけど、それをしてもトップで受かるくらいの才覚があったってことでいいの?なんか原作ではもうちょっといわくありげな話があったり?

・銀橋に娘役がズラーっと並ぶのめっちゃきれーい!華やか〜!!衣装の色もパステルで綺麗!襟巻きみたいなのはこの時代の宮中のお約束なの?この辺り?で確かうきちゃんを見たと思うわ、相変わらず美人さん

・きわちゃん、最初のところではわかんなかった、最初あーさと出てきたとき、あーさばっか見てたってのもあるけど、きわちゃんって思わなかった、だってめっちゃボロボロだったんだもん…久しぶりだし…。花組帰ってきた!と思ったら秒で戻っちゃうし…。今更だけどトップ娘役おめでとうございます!!!良かったねぇ!!!

・2回目?歌を歌ったとき、愛と革命の歌(結構好き)の、あの女の子の歌(父さんが〜みたいなやつ)が鮮やかに蘇りましたよ!懐かしいよ!そう、子役もうまいんよ〜。この玲玲、本当にきわちゃんなんやなー、雪組さんの娘役トップになったんだなーって感慨深かった(今更)

・久々に見たあーさの目がでかいな?!痩せた??謎に「オイラ」とか「ちくしょう!」が似合っちゃう、器用な二番手さんねえ。その大きな目の中にもう昴があるんじゃん?!っていう眼の輝きだった

・たまたま宦官のトップにばったり会って、天月くんからこういう道もあるよ、ということを知らされて、外科的に雑にやったのに生き残って、どういう経緯かわからないけど黒牡丹の弟子になって、その人は世を統べる人が昔目をかけた人で、たまたま演目が変更になった場に居合わせて、その人に自分の未来を遺言として託されるって、これはもう、どう考えても道が開けていたとしか思えない。ある意味、さきちゃんよりも(さきちゃんはわりと能力通りにまっすぐ行動してそれが真っ当に評価された人って感じ)。道が開ける時って、こういうドミノ倒しが起こる印象あるわ。このあたり、物語的で爽快だったねぇ

つづく

そう、この日。
花組全ツ梅田11:30公演のあとに雪組大劇場15:30公演に臨んだのでした。
花組終演がご挨拶込みで14:35くらい、阪急電車に乗ったのが14:50、阪急宝塚駅着が15:22くらいだっけな。
ははは、無茶するわぁ(笑)。
念のため遅刻も見越して通路席とか極力人様の迷惑になりにくい席を選んでおいたのだけれど。

しかし駅から劇場までのたいしたことない距離すら、早歩きがキツい(笑)。

そして公演のチケット手配も電車の座席券購入もなんならご飯を食べる店の選定も全部やった私は優しいと思う(笑)。⇐自分で自分を褒めるスタイル

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