姉からのメール・175・花組

姉からのメール

姉から花組公演の感想が届いたので転載。
観たのは大劇場公演の『元禄バロックロック』です。

※ネタバレ入るんで未見の方は注意※

花組 元禄バロックロック 感想1

・スチール出たか〜、見よ!と思ってキャトルレーヴのブロマイドのページを見に行ったんだけど、スクロール、スッてしたらもう舞月ちゃん出た…。三列縦隊の二段目って…。ワナワナ…。もうそんな…?うそ…?見れなかった二年の間に、とんでもないことになってた、花組の並び。何にか分からんが慄いてしまった。めっちゃ上級生やん。しかしそのかわいさ、どこから来るの…(´ω`)。

・100周年に因んだ質問コーナー、めっちゃ嬉しい!!人数絞らず全員でも、こっちは全然読むよ!!ウェルカムよ!!昔の写真も、ショーを見てからだと、ああー、あのシーンのー(°▽°)ってなって楽しかった。楽しいプログラムだった!!

・アナログとデジタル。デシダルっていう概念はあるんだな、エド。でも数字は和製のままなんだな

・衣装とかしつらえが派手ですごいゲームっぽい、象徴となるモチーフを拡大強調して用いたり(ツナヨシの葵の御紋マントとか、でかい時計とか)。映画の「All you need is Kill」(ブルーレイ持ってるので今度貸してあげよう)の要素もあって面白かったし、見やすかった。忠臣蔵は吉右衛門のやつ他、何作品か見てる、そんなに詳しくはないけど。世界観、意外ととっつき易い。内容はめっちゃ面白かった!!!中身はぎっちり詰まってて、舞台派手だし人も派手だし、考える余地もあって、メインを追うのにめちゃ忙しかったので、後方は驚くほど見れてない、ブルーレイ早く出んかなー

・デジャヴって、巻き戻しで残る淡い記憶の切片、みたいな設定が面白かった。浪漫。この劇における「時」の設定、私の勝手なイメージですが、巻き戻されない時間はモノレイヤーなんだけど、巻き戻すほどレイヤーが重なっていってそこだけミルフィーユみたいになってて、上層にある(=現行に近い)記憶ほど時計使用者以外の人が、その記憶の切片を思い出し易い、みたいな感じ。だから賭場でイカサマした時、横で見ている人が、「アレッ確か白じゃなかった?」ってすぐ思い出せたけど、レイヤー最下層である一周目の「花火の歌」の記憶は思い出しにくくい。その思い出しにくい最下層をクロノスケが覚えててくれたのでキラが驚き&感激したのかなーと思った。キラが驚かない部分は何周しても共通する部分なのかも知れない。名前の件とか

ーーークロノスケーーー

・かれーちゃんに降り注ぐカラフルな紙吹雪キレーイ!!ほんとかれーちゃんはかっこいいな!!あの花の刺繍入りの黒マント欲しい。袴テラッテラ。久しぶりの柚香光さんに見とれてたら紗幕が上がって登場人物ドン!で、チョンパじゃないけどチョンパっぽくて華やかでうわあぁーってなった

・ポンコツのアクセント、そこ?!

・かれーちゃん賭場のセットの高いところで、よくその低い手すりを背に演技できるな?安全ベルト〜!って思ってしまう。高いところ怖くない人?

・ヒモ笑。似合いすぎる

・かれーちゃん筆頭に、ごろうじろ文字通り、花のかんばせ!!ビッカアァァァーーーー!!!うちの自慢の1から4揃い踏みです、つよつよーーー!!美がえげつな!それぞれがそれぞれテイストの違う美で、目がつぶれるわ!!でもこんなシリアス場面で言っていいのか迷うけど、こんな四人が一瞬ChooChooっぽくなるのジワる

・銀橋でゴローンってして、まどかちゃんに小声で起こしてって言ってるの笑った

・時計ぴゅ〜〜〜〜〜……着水?で小さくグッてするの、男子っぼすぎて、こういうのがナチュラルにかっこいいの、ほんとなんなんだろうね?!呼び止められた時の「おうっ!!」ていう返事もテンション、トーン共にナチュラルすぎて完全に女子のものではない。この言い慣れてる感、一体どの引き出しから…。かれーちゃん、普段から「おうっ」って返事してるとしても全く驚かんわ。そんなに男役に染まりすぎて、日常は大丈夫なのかしら?

・かれーちゃん、殺陣は腰を深くグッと落とした独特の構え。剣を振ることに迷いがないよね?!ビュンビュン行くね?!思い切りの良さがすごいー!斬りかかる時の踏み込みがマジ。かれーちゃんて実は素で喧嘩慣れしてるんじゃないかと時々思ってしまうのよ、はいからさんでアジトに乗り込む時だったか、顔を最小限に動かして、一瞥で複数の相手との間合いを瞬時に見切ったようなシーンが頭に残ってて、なんか場数踏んでる人みたいで、この人ジェンヌさんなのに…って思った記憶がある

・最後、時計、持ってるんかーーい_(:3 」∠)_!!

・クロノスケが投げたフリで投げなかったのは、実はキラに万が一のことがあった時に、今度は自分が時を巻き戻すためだったのかも知れない。キラを時の牢獄?から解放して、自分が時の牢獄?に入るためだったのかも知れない。でもそれを知られるとキラに精神的な負担になるから、投げたフリをしたのかもなーと漠然と思った

つづく

久しぶりの花組大劇場、行けてよかったねぇ。

ChooChooっぽくなる」という表現に年齢を感じる。

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