『Gemini』を見たんだ・4
Kiss of Fire~Hernando’s Hideaway
お着替えしてきたちなつのソロ「Kiss of Fire」。
淡いゴールドベージュのスーツに赤のストール、オールバックです。
・続いて、共演者たちもお着換えしてきました。衣装替えもDSの楽しみの一つ。
娘役は赤のドレスに黒の長手袋、男役は黒シャツとパンツに赤のサッシュと赤のベストで、5人でタンゴ。
「Hernando’s Hideaway」。
ここでうーちゃんの上級生特権が発動されたわけだな(笑)。
宝塚メドレー
・団扇を手にした4人が登場。ここから宝塚メドレーっぽくなります。
まずは「川霧の橋」。
・そしてお着換えしてきたちなつを含めて5人となり『エル・ピディオ』。
直近のちなつ主演作です。
思えば遠くまできたもんだ……と勝手に感慨深くなる。
・そしてちなつソロで『あかねさす紫の花』の仏師「天比古の歌」、そして「紫に匂う花~恋の歌」とメドレーで。
あれ、トップさんと役替わりもあってすごい博多座公演でしたよね。
いやもうほんと遠くまできたもんだ……とあのときもびびったな。
うー・かのんへの歌い継ぎのときは青いドレス燕尾になってました。
・ちなつ・のりんで『雪華抄』の「七夕の宵」。
花組時代の懐かしい曲ですね。
青いドレスを着たのりんちゃんとの美声デュエットが耳に心地よい。
それはそうと、のりんちゃんはかなり顔がみちるである。
・「ジラされて熱帯」は脊髄反射でテンションが上がるようになってしまいました。
うわああああキタキタキタ、って、客席のボルテージも感じる。
この曲は5人で。
・そして『出島小宇宙戦争』から「衛星ドリーマー」。
ちなつみかこのデュエット。
出島、好きだったわぁ。
そして5人で出島主題歌「ミクロでマクロな小宇宙」。
ちなつは軽く客席下り。
コロナ禍はまだ開けないけど、それでも少しずつ昔のようにお客さんと触れ合っていこうという意志を感じる。
・名曲「愛の歌」でちなつソロ。
アンコール「輝く月のように」
アンコールはちなつソロでした。
どれくらい感謝したって足りないから
あなたを全身で見つめ返す
太陽の光を浴びて輝く
夜空の月がそうしてるみたいに
雲の空隠れるように彷徨う私に
光をつけてくれた夜空の月のようにあなたに笑ってほしいから
愛を知って輝いているよ
superflyの曲なんですね。
歌詞が、とてもぴったりだなと思いました。
月組のちなつゆえに、「輝く月のように」というタイトルまでもあつらえたかのよう。
ラストトーク
アンコール後に「最後に一言」ということで。
《昼回》
うー「客席下りでひさびさにお客様の顔を近くで見られるんですけど、最後1回死ぬほど見つめたいとおもいます」
うーちゃんが死ぬほど見つめたらたぶん客席が悶え死ぬ。
かのん「今日はアクシデントもあったんですが」
…これはサングラスが片目ふっとんだ事件ですね。
ネタ化されて、片目が外れたサングラスのまましゃべれ、みたいになってました。
みかこ「2回目にしてもう終わるのが悲しい。近くでニコニコしてくれるのが嬉しい」
のりん「ランチショー、今日は静かかも思ってたのにそんなことなくて温かくて」
《夜回》
うー「自分の改善点をうまくできないまま東京に行くのが残念で。東京もがんばります」
かのん「温かくて、この空間できることが幸せだなと。」
みかこ「宝塚が終わってしまって寂しいんですけど、お客様がいて下さって幸せだなと。こんなに幸せでいいんでしょうか」
のりん「もう半分終わってしまったのが悲しくて、今からスーパーロングラン公演にならないかなって。
東京でもプリンセスとアイドルになれるようにがんばります」
スーパーロングラン公演のDS……!
ありがたいけど、お客様のお財布はたいへんである。
《夜回》はもう一回ちなつが出演者を呼びました。
ちなつ「皆様元気で。私たちも元気に東京に行ってまいります」
DSって(特に退団前だったりすると)時間が延びがちなんですが、(退団前でもないのもあるでしょうが)きっちり時間通りに終わらせるあたり、ものすごくちなつっぽいなと。
なんかしっくりきました。
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