『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』感想・4
・宝塚の舞台で聞くJ-POPはあまり好きじゃない。
私が宝塚の舞台に求めるものは非日常性で、音楽でいえばタンゴとかジャズとかの類。
J-POPだとどうしても身近すぎるんだ。
天上世界を覗きに行ったはずが現実世界に降りてきちゃったみたいな居心地の悪さがある。
それでも20年ほど前、TMRは大好きだったんで、懐かしいなぁとは思うしイヤな気持ちはしない。
(ていうか、これ書いて気づいたわ……西川くんにどはまりしてた頃から20年くらい経ってるのか。恐ろしい。『HOT RIMIT』なんて完全に懐メロやんけ……)
・白のワンピースドレスを着た仙名ちゃんがあまりに「夏のお嬢さん」すぎる。まぶしい。ピュアだ。
裾をふんわり翻しながら清楚に踊る姿に、夏のさわやかさがあふれる。
マイティーがヤシの木と絡みながら(違)歌うところは、滴る色気のせいか、ポールダンスの趣があったよ。
・「りお様的にもオールオッケー!」はフフッてくるな。
でもこういうのも似合うようになったなぁ。
・客席下り。
最下手先頭のタソのサービス精神と一帯の盛り上がりが半端なかった。
タソがあまりいかにもなジェンヌさんの雰囲気をしてなくて、「ジェンヌさんに手を差し出すなんてドキドキしちゃってできない!」みたいな感じがないせいはあると思う。
みんな手を出しまくるし、タソは前後左右問わず、1列奥の人にもサービスしまくりで、本舞台に戻るの間に合うのか?というレベルでファンの盛り上がりに応えていた。
ほんとみんなタソのことが好きすぎだから。
2階席にもジェンヌさんが来てくれました。
誰かわかんないけど下級生かな?
こういうときは2階8列はおいしいねぇ。
本舞台にはダルマの皆さんがおられるので、それを見るのも楽しい。
男役さんだから背が高い、脚が長い、迫力がある!彼女らのスタイルはうらやましい限りだわ。
3回くらい転生したら、ああいうスタイルになれるだろうか……?
初見時はあれんくんの休演前で、極楽鳥として出ていたのです。
いつものパッとした明るさで、見ていて楽しかった。
あれんくんの休演後は代役にさち花の妹ちゃん(弟?)がメンバー入り。
研1ですよ、やるなー。
さすがにセンターではなく、学年相応に舞台の端っこにいたのだが、姉譲りの美脚であった。
美脚&さち花そっくりのお顔なので、まぁ全体にさち花であった。
・中詰の終わりはちなつの「ジラされて熱帯」。
歌詞はろくに耳に入ってこないが(エロさに脳がやられて)、とりあえず焦らされるのはちなつじゃなくて客席だろう感はすごい。ていうか、焦らされてるんだろうか?
ちなつのエロスありがとうございまーす!的なアホな感想しかないんだけど。
あと脚ながすぎ。
何度見ても長すぎ。
一緒に出ている花組のベテランお姉様がたがまた素敵である。
ディスカッション
コメント一覧
本当にタソの客席降りのサービスの凄さったら…
千秋楽では自分は上手通路後方席だったのですが、組長さまはメイン通路から一歩も奥には来られなかったけれど(それが普通なのかな?)タソったらとうとう白い服を着た立ち見のお客様のところまで走ってタッチしておりました。みんな首を回してニコニコして見ておりましたよ。銀橋までも全力ダッシュで戻る!
専科にまで残ってもらいたかったから本当に残念だけれど、カーテンコールではご本人の「お願い」で全員で「タソコール」もさせてもらえてちょっとスッキリしました(^^)
>ビビママ さま
千秋楽にいらしたのですね!
いいなぁ。
私が立見で観てたときはタソは立見ゾーンまでは来なかったんです。回を追うごとにサービスがすごくなっていったのか、千秋楽スペシャルなサービスだったのか……。
タソコール楽しそうです。
東京でもやってほしいですね。