『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』感想・4

2023-03-24花組公演感想,花組

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・宝塚の舞台で聞くJ-POPはあまり好きじゃない。
私が宝塚の舞台に求めるものは非日常性で、音楽でいえばタンゴとかジャズとかの類。
J-POPだとどうしても身近すぎるんだ。
天上世界を覗きに行ったはずが現実世界に降りてきちゃったみたいな居心地の悪さがある。

それでも20年ほど前、TMRは大好きだったんで、懐かしいなぁとは思うしイヤな気持ちはしない。
(ていうか、これ書いて気づいたわ……西川くんにどはまりしてた頃から20年くらい経ってるのか。恐ろしい。『HOT RIMIT』なんて完全に懐メロやんけ……)

・白のワンピースドレスを着た仙名ちゃんがあまりに「夏のお嬢さん」すぎる。まぶしい。ピュアだ。
裾をふんわり翻しながら清楚に踊る姿に、夏のさわやかさがあふれる。

マイティーがヤシの木と絡みながら(違)歌うところは、滴る色気のせいか、ポールダンスの趣があったよ。

・「りお様的にもオールオッケー!」はフフッてくるな。
でもこういうのも似合うようになったなぁ。

・客席下り。

最下手先頭のタソのサービス精神と一帯の盛り上がりが半端なかった。
タソがあまりいかにもなジェンヌさんの雰囲気をしてなくて、「ジェンヌさんに手を差し出すなんてドキドキしちゃってできない!」みたいな感じがないせいはあると思う。
みんな手を出しまくるし、タソは前後左右問わず、1列奥の人にもサービスしまくりで、本舞台に戻るの間に合うのか?というレベルでファンの盛り上がりに応えていた。
ほんとみんなタソのことが好きすぎだから。

2階席にもジェンヌさんが来てくれました。
誰かわかんないけど下級生かな?
こういうときは2階8列はおいしいねぇ。

本舞台にはダルマの皆さんがおられるので、それを見るのも楽しい。
男役さんだから背が高い、脚が長い、迫力がある!彼女らのスタイルはうらやましい限りだわ。
3回くらい転生したら、ああいうスタイルになれるだろうか……?

初見時はあれんくんの休演前で、極楽鳥として出ていたのです。
いつものパッとした明るさで、見ていて楽しかった。

あれんくんの休演後は代役にさち花の妹ちゃん(弟?)がメンバー入り。
研1ですよ、やるなー。
さすがにセンターではなく、学年相応に舞台の端っこにいたのだが、姉譲りの美脚であった。
美脚&さち花そっくりのお顔なので、まぁ全体にさち花であった。

・中詰の終わりはちなつの「ジラされて熱帯」。
歌詞はろくに耳に入ってこないが(エロさに脳がやられて)、とりあえず焦らされるのはちなつじゃなくて客席だろう感はすごい。ていうか、焦らされてるんだろうか?
ちなつのエロスありがとうございまーす!的なアホな感想しかないんだけど。

あと脚ながすぎ。
何度見ても長すぎ。

一緒に出ている花組のベテランお姉様がたがまた素敵である。

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