『Bow Singing Workshop ~雪~』 感想・2

雪組

第1幕、叶くんが「独白」、天月くんが「Bamboleo」を歌う。

このとき、「上級生ってすごいな!」と思った。
上級生といっても組全体の中ではまだ中堅~下級生の位置だけど、歌バウの中では上級生。
その学年と経験の差が目に見えた。

・叶くんの「独白」は『レ・ミゼラブル』より。
レミゼの舞台を観たことはないけど、作品世界が目の前に立ち現われ、飲み込まれていく感覚を味わいました。
客席の空気を変える力がすごい。

ほんのり漂っていた「若手によるお歌の会」みたいな部分を一蹴。
すごいもんを見た。

・続く天月くんは「Bamboleo」。
客席に視線を飛ばしまくってウィンクしまくってキザりまくる。かっこいいオーラ出しまくり。
めちゃくちゃ楽しいです。

とろーんとした顔してるのに、なんなのこのギャップ。
たまらんわー。

天月くんは歌の実力者であるからして、客席アピールだけでなく、歌も素敵でした。
まず、声そのものがよくて心地いい。
歌って努力も必要だけど、まず天から「いい声」というギフトを与えられないとどうしようもないという部分があるからなぁ。

・第2幕では、叶くんは「散らば花のごとく」、天月くんは「足跡のない道」。
「散らば~」は『一夢庵風流記 前田慶次』より、「足跡~」は『RIO DE BRAVO!!』の曲。
ああ雪組。

叶くんは、舞台に「圧」がある。
力がこもっていて、上手いヘタ以上になんか見てしまう人だなぁ。

天月くんはほんといい歌い手さんだ。
第1幕のノリとは全く別の系統の歌を持ってきてこちらも聞かせた。

・最後にみんな出てくるところで、叶くんの表情の付け方が面白くてついつい見入った。
濃いよ!
なんかOSKっぽいというのが今回の発見である。

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雪組

Posted by hanazononiyukigamau