『PHOENIX 宝塚!! ―蘇る愛―』感想・4
記憶が遠のきかけてますが続き。
・「火の鳥」~「愛の復活」の場面。
白の集団と黒の集団の争いのダンスはロミジュリを思い出した。
火の鳥として現れるテルは、ほんと人外なキャラが似合うトップさんだったな、と。
場面の設定はよくわかりませんでしたが、人間味薄く、冷たい雰囲気を漂わせ、でもその実内面は優しいのではないかと思わせるようなキャラクターがテルらしかったです。
・ここはなんといってもさっつん。
上手スッポンから緒月が出てきて歌うのはスターさん扱いされていた緒月(しかもかなりの上級生)なので当然なのですが、下手スッポンからさっつんがセリ上がってきてきて銀橋で歌うというのは、退団の餞別ですがものすごく感動する。
そして歌が上手い。
知ってたけど上手い。
そしてただ上手いだけじゃなくて、表現することを知っている歌でした。
宙は路線男役がたいがい歌がアレだっただけに、彼のような人にガシガシ歌わせてほしかったなぁ……と今さらながら悔やまれる。
コーラスの一員じゃなくてさ。
・本舞台に戻ってくるときだったか、主にコーラス隊の人たちが2人を送り出すような動きをしていて、これまた泣きポイントでした。
背中を押したりするの。
こういうベタさは好き。
退団者フィーチャー場面でも舞台上の在団者たちの顔が優しくて、今からこんなんじゃ千秋楽とかどうなるんだろうなぁ……という気持ちに。
・フィナーレは、テルが大階段に向かって歩いて行ったところで一旦緞帳が下りるのもあって、早くもサヨナラショーを観ている気分でした。
そしてテルの相手役はみりおんであり緒月だったんだなというのを再確認する……。
ていうか、宝塚に慣れてない人が見たら緞帳が下りた段階で帰ろうとしてしまわないのだろうか。
少なくとも私はパレードの前にショーを観終わった気分になった。
そして(まだ帰っちゃダメだよね?)と一瞬考えたぞ。
・パレードのために緞帳が上がると、センターにはエトワールのみりおんとまぁくん。
「次期トップコンビはこの2人です!」と早くもお披露目されてる気分である。
親切なような複雑な気持ちになるような……。
センター降りの順番は、たしかこんな。
みりおん・まぁくん(エトワール)→うらら・ずん・そら→せーこ・あっきー・りく→カイ・愛→緒月→テル
えっと、ずんちゃんとそらと並んだうらら様が……でかい。
3人で並んだとき一番でかく感じたのはオーラのせいだと思っておこう、うん。
その次に降りてくるせーこちゃんはそこまで大きく感じなかったので、一緒に降りてくる相手って大事だなと思いました。
うらら様もあっきーやりくくんサイズと並べばきっとそこまでじゃなかったんだよ!(ほんとか?)
トップ様を除いて唯一の単独降りが緒月ってのが(笑)。
もはやネタとして面白かった。
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