・ウエクミこと上田久美子センセイのインタビューが出てました。
なんと読みごたえのある2ページだったことか!
『月雲~』のちなたま、『翼~』のまぁうららの写真にため息をつきつつ、両作品の作り方になるほどと思います。
「軸となる主題とそれに対する答えが、だいたい同時に思い浮かぶので、その着地点に向けて書いていきました。」と。
なんて理知的なんだ。
「“衣通姫伝説”に二つの伝承があるのは、弟皇子がうその物語を書かせたから」には膝を打ち、「(『翼~』は)彼らの三角関係は、男たちの友情が先にあるのがミソで」には深くうなずきました。
こうやって作品を俯瞰的にみるのって楽しいなぁ。
・そんなウエクミの宝塚歌劇との出会いは映像でのベルばら。
なんだかんだベルばらって偉大だなぁ。
こんなデキる演出家を連れてきてくれたことに感謝。
そしてベルばらに出会ったときの感想もやっぱり理知的なのであった……。
・ちなみに「もともとショー志望」だそうです。
彼女の作るショーも気になるわ。
でもこれだけちゃんとした脚本を書けて退屈しない演出をしてくれる人ってほぼいないから、ショーに取られるのは勿体ないと思ってしまうのだけれど。
0
コメント
ウエクミ先生ショー志望だったのですか!
最近見ない物語性のあるショーを作ってもらえそうですね。
芝居もショーも書く先生もいらっしゃいますし、是非観てみたいものです。
歌詞も美しいでしょうね。
>kei さま
芝居もショーもとなるならば、オギー的八面六臂の活躍をしてくれたら嬉しいです。
(もっともオギーより一般ウケしそうですが)
たしかに歌詞が美しいでしょうね。
あれだけきちんとした言葉が書ける人というのも珍しい。
期待大です。