『銀橋』を読んだんだ
中山可穂さんの小説『銀橋』を読みましたよ。
『男役』『娘役』に続く宝塚シリーズ第三弾。シリーズはこれでいったん終了らしい。
タイトルが『銀橋』であることからも察せられるとおり、個人の話というよりは、群像劇のような形。
メインの登場人物には、トップスター、退団公演中の専科さん、”路線落ち”した男役など。
個人的な感想ですが、登場人物の書き込みなどは前作・前々作に比べて薄めに感じました。
そして、ネット上で散見される話をてんこ盛りにしたなぁ~、という印象。
話が薄く感じたのは、あぁうん、このネタもこの噂もどこかで読んだことあるよ、と思いながら読んだせいかもしれない。
ちょっとした裏話とか噂とかが好きならすごく楽しめるかも。
なお、登場人物で一番好きなのは、”路線落ち”した男役さんのお父上です。
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