『TAKARAZUKA 花詩集100!!』感想・3

月組

●赤いケシの場面。

ケシの花(コーラス)の1人がでかっっと思ったらまゆぽんでした。
ケシの花は女装的な衣装なので、インパクトもひとしお……。

・扇の女のみくの毒っ気がいいわぁ。かっこいい。

・タバコの女のみやるりはタコ足つきのダルマだったっけな。
細いです。

・マントの女のコマはパンツスタイル。
色っぽい。まろやかで絡みとられるよう。

・若い僧のまさおがいろんな欲望に惑わされる場面です。
僧服を脱がされた下はあまりにキラキラしすぎて(スターさんだから)、この僧はええとこの坊ちゃんで、ものすごい信仰心があって僧侶になったわけじゃなく、若気の至りかもしくは家庭の事情で学僧になったんだろうなーという感じがしました。

●蘭の場面。
このへんは普通のヅカ衣装ですね。
(というか、マーガレットの場面からしばらくは伝統的な?ヅカ衣装。担当は河底さん)

女装したるうちゃんが「蘭の花にはご用心遊ばせ」と言うのは、少々猥雑な雰囲気もあり、ゴシップ的である。
スキャンダラスなものを感じさせるのが男役ならではだろうか。

・月下美人のたまきちは……なんというか……まぁ……。
全身タイツ的な衣装で、女装の色気もへったくれもなくて、「無茶させんなよ大介」と言いたくなった。あるいは衣装担当の人に文句を言えばいいのか?
やってる本人にも修行だろうが、客席だって似合わないものを見るのはあまり嬉しくない。
たまきちに両性具有的な色気や退廃的な危うさは皆無である。(ロミジュリの「死」もとってもアレでしたなぁ)
ふつーに男役として立たせておいていただきたい。

●コマの「ラ・ヴィオレテラ」。
花売娘でセリフがついていた2人は退団者ですよね。
こういう見せ場があるのが嬉しい。

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月組

Posted by hanazononiyukigamau