『歌劇』2014年4月号・1

歌劇・グラフ

●表紙と巻頭ポートは理事様。
100周年記念特別号ですから。ありがたやー。
力強い美貌である。

・次号の表紙は蘭寿さん。
サヨナラ特集が組まれ、サヨナラ追跡、サヨナラ対談などの企画あり。

●カラーポートは男役トップ6人の袴姿、それぞれの洋服での大劇場付近でのポート(でも合成くさい)、娘役トップ5人の客席での集合写真。

あと、メインどころの男役たち(みっちゃん以下たまきちまで)の顔写真と、編集部による一言コメント。
並びは学年・組順かな。

●100周年記念特別号であるからして、その手の企画がたくさん。
兵庫県知事や寂聴さんらからの特別寄稿、植爺、小池さん、ダーイシのコメント、卒業生からの寄稿。
過去10年の各組男役トップスターの紹介、各組組長のコメント、読者投稿など。

正直なところ、そんなに面白くはないです。
「ありがたやー」と思うべきなんだろうけれど、どうもそこまで殊勝ではないので、はい。
それと、ファン歴が長いとまた違うんだろうなぁ。
大御所さんたちに懐かしさや親しみ、思い入れがあると心持も違うのでしょう。

新年号の、文字がずらーっと並んでるのを読むのが好きなタイプにはいいかも。

●理事様のページに、「ドンブラコ」稽古場写真が出てます。
ちぎ・みりお・べにーさんは動物のポーズ、鬼の人たちは武器を持ってなどなど、役を表現していて楽しい。
まっつとだいもんの眼光が鋭い。

●「宝塚・今昔物語」として、大正14年11月号掲載の記事が再掲。
当時の上演までの様子がイラストで紹介されているんですが、大道具さんらは今と変わらなそうな洋服なのに、お衣装部さんは着物の女性がずらりと並んでいる。
なんだか不思議な光景だわ。

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