『ラスト・タイクーン』感想・2

●みりおのパット・ブレーディは声がいい。
歌もうまく、遠目に声だけ聞いていれば充分に大人の男性に思える。

が、オペラ越しに見ると、ヒゲをつけていてもやはり若い。

年齢設定は『歌劇』の座談会に出てましたね。
実際の年齢より少々サバをよんで、46才のところを43才と自称している。
でもその設定が必要なのかどうかよくわかんない。
43才だろうが46才だろうが、みりおの外見には合わないというだけ。

●ショーのときだったと思うんだけど、だいもんとべーちゃんがなんか似ててねー。
だもんで、セシリアのお父さんをだいもんがやればよかったのでは、と思ってしまった。
これはネタ半分、本気半分。

ブロンソン・スミスが2番手の役かと言われると微妙なところだが、ヒロインを取り合う関係なので、特別おかしくはないと思う。
『エリザベート』の2番手がルキーニじゃなくてフランツであるようなもんだ。

今回の芝居の中だと、比重は変えないといけないだろうけれど。

●蘭乃ちゃんは3役。

ヒロインのキャサリン・ムーアに、キャサリンそっくりなスター女優にしてモンローの元妻ミナ・デービス、そしてミナの中の人であるジェシカ・ハウエル。

一番しっくりきたのはジェシカだったな……。
キャンキャンした、スター以前の女の子。

モンローの部屋には亡き妻・ミナのスチールが掲げられている。
ハリウッドのスター女優にふさわしい、色っぽさを大いに出した写真。

が、これには少々ムリがあったと思うの。
頑張っても持ってないもんは出せない。
何年もトップ娘役を張っていても、蘭乃ちゃんに大人の色気は備わってないのですよ。
体型もスレンダーすぎるくらいスレンダーだし。
胸だけ盛ってみてもちぐはぐだし。

妖精っぽさとか少女らしい透明感なら出せたかもしんないけど、ただ、それではいかにもなハリウッドのスター女優にはならないからダメなんだろうな。

●ミナの遺作『千夜一夜物語』の相手役・ロデリゲスはタソです。
よっ、同期!

完成披露会のときもめちゃくちゃかっこつけてます。

しかし何を思ってこの人選なのか、生田センセイに聞いてみたい。
なんせ誰あろうタソだよ。
花組のネタキャラだよ。

私は嬉しいけど。

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