1月19日に観た梅田芸術劇場公演『風と共に去りぬ』感想の続き。
・緞帳が上がるとスカーレットを中心に青年たちが集っている。
まさおスカーレットが「私は勝ち気で陽気な娘」(歌詞うろ覚え)と歌うとき、なぜか理事スカーレットの「妖気な娘」を思い出して辛かった。
なんでそんなのを思い出したのかわかんないんだが……。
ちなみに理事スカはTCAスペシャルのネタだったはず。
・緑の帽子をもらう場面、スカーレットが帽子を手に踊ってると、背後に現れた理事バトラーも一緒にスキーをこぐような動きをしていた。
かわいかった。
・カーテンドレスは感動した。
タッセルとかそのまま使ってる!
カーテンと合わせて、「宝塚歌劇の殿堂」にビフォー・アフターの形で展示してほしい。
・ちゃぴメラニーはすごくよかったです。
透明感があって母性的で優しそうで、芯の強さがすごく感じられた。
娘役だけど包容力があった。
KKKのときの毅然とした態度には目をみはったし、メラニーの強さがわざとらしくないのがすごくいい。
倒れるときにお腹を抱えてたので妊娠しているのがわかりやすい。
あと、宙組のバトラー編と違って歌がたくさんあってよかった。
メラニーは風共のヒロインじゃないけど、欠かすことのできない人物。
また、トップ娘役としてちゃんと扱われているようでほっとする。
みりおんメラニーは「白」、ちゃぴメラニーは「水色」のイメージです。
衣装のせいかもしんないけど。
・コマのアシュレはラストにスカーレットが失望するのがわかる作り。
ただ、それ以前になぜスカーレットはこれに自分の願望を投影しちゃったんだ? という気もする。
まぁ若気の至りか。
ただ、問題はメラニーがこのアシュレと結婚していたこと。
南北戦争後はともかく、樫の木屋敷の時点で、メラニーに惚れられるほどの人物に見えなかったのが残念。
・スカーレットⅡのカチャはよくまさおに合わせたなぁ。
しゃべるトーンとかきっちりやってた。
・メリーウェザー夫人役のみっしょんの女装が違和感なさすぎでびっくり。
すごく綺麗だった。
まさかこんな美女に化けるなんて。
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