『THE SHINSENGUMI』感想

宝塚以外

『THE SHINSENGUMI』天王洲銀河劇場公演12月6日(金)14時の回を観てきました。
オギーに飢えてるの。

出演者のことはろくすっぽ知らないし、歴女でもないので新撰組隊士のことにも詳しくありません…。
近藤・土方・沖田あたりの超メジャーな人はいちおうわかりますが。
(『星影の人』その他、ヅカ作品で出てきた人ならなんとか)

・ショーとミュージカルの中間くらいの作品です。
五稜郭の戦いで土方らが話しているところから舞台はスタートしますが、時間は戻り、新撰組が水戸浪士組だったあたりから話は進められます。

オギー的な美しい舞台と思って観ていたら、序盤で「ビバ、尊王攘夷」と歌いだすのでどうしようかと思いました。
オギーご乱心かと。
(アフタートークショーで演じている側も動揺したらしいことが判明)

・殺陣の迫力がすごい。
立ち回りが真に迫っている。

それのみならず、ダンスの迫力がすごい。
普段見ている宝塚は男役といっても全員女性なので、同じようには踊れない。(もちろん宝塚には宝塚のよさがある)

・桂小五郎を演じる良知くんは美形。
女装しての「史実だから!」というメタ発言もあり。(みっちゃんを思い出したわー)
しかも倒れて脚を出すのがわざとらしくて笑えた。

・土方さん、なんかすげぇ。
迫力あるわ。

・アーネストサトウのいけ好かないしたたかさがすごい。
「夷敵」「外国」の象徴のような役。
これを相手に日本は戦ってたのかと思うと……。

舌をペロペロ出しながらの登場とか楽しかったわ。

・当たり前ですが、隊士たちが次々死んでいく。
「○○斬首」「○○刑死」などと淡々と名前が読み上げられるのが精神的にくる。

・金髪ふわふわ小僧のダンスがすごかった。
(名前がわからないので勝手にそう呼んでいた)

2回観たらまた面白かったかも。

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