『くらわんか』感想・2
幽霊の小糸を演じるのは一花。
達者だなぁぁぁぁ。
「恨めしや~」の手つきのままお辞儀をしたりしているのがかわいい。
そして不躾ながら、貧ちゃんとの初夜に身の上話だけをして指一本触れさせなかった……というのが妙にしっくりきます。
延陽伯は彩音ちゃん。
若いのもあってまだ上手くはないんだけど、でも彼女がヒロインに抜擢されるのはわかる。
彼女が娘役のセンターに選ばれる最大の理由は、透明感かな。
それと浮遊感。俗っぽくないの。
男役顔だけど雰囲気が楚々としていて尖ったところがないのもまた娘役らしい。
ナルちゃんも綺麗で美しい声だった。
美人でうまかった。
くまくまちゃんはこのときからあの路線だったのね…。
八五郎さんの友人たちの中でひときわいい声をしてる人がいると思ったらあーさーでした。
ああ懐かしい。
若いのに、ビジュアルと声がちゃんと男役してたんだな。
この公演は役替わりパターンが5種類。
全員が役替わりしているわけではないにしても、ひたすらにお疲れさまでした。
生で観たかった。
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