『クロワゼ』vol.52を買ってきました。大人向けのバレエ雑誌です。
蘭寿さんと、今公演で振付をされている大石さんの対談があります。4ページでカラーの写真付。
蘭寿さんは穏やかな顔で写ってます。
まずは蘭寿さんはアンドレア・シェニエそのものだとよく言われ、ご本人も不思議なくらいストンと役に入れるという話。
あとは「ラブ・デュエット」(この呼び方がなんとなく照れる)と、エンジェル・ホワイトとエンジェル・ブラックの話をしてます。
それと、『R・ハッター』(あー、見たかったなぁ)の話も。
「ラブ・デュエット」については演者本人の本物の感情が流れるように作られたとのこと。
2人の体の近づき具合などは「自然にそうなる」ように、と。
たしかにそういう自然さがあったなぁ。
エンジェル2人については、「キメても抜く」動きをさせているとのこと。
男役はまず「キメる」ことありきなんだけれど、エンジェルは男性でも女性でもない存在だから、と。
普通の男役のダンスではないのはわかってたけど、「バレエ的だから違う」というだけではなかったのね。
なにを意図しての振付なのかを知ってから観劇すると、また面白い発見がありそうですね。
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