『近松・恋の道行』感想・1

花組バウホール公演『近松・恋の道行』を観てきました。
面白かった。
景子センセイのバウはやっぱり好きさ。

主演のみわっちは堂々たる主演ぶり。
なんの不安もない。
久しぶりのセンター芝居をきっちり見せてくれました。

男役ではみつる・みーちゃん・瀬戸氏らが大きな役。
ちゃんと役に「人格」があるのがいいなぁ…(原田くんにはできん技だ)。

忠義者の清吉のみつる、心に空虚さをかかえて刹那的な鯉助のみーちゃん、悪役としての憎らしさとかっこよさをみせた長作の瀬戸君。
いずれもよかったです。

もちろん他の人たちもしっかり役と、その人物としての存在感がある。
こうやって、「人間」が息づいている舞台はいいなぁ。

配役が出たときから期待していたタソの芳沢あやめは、予想を超える出来でした。
ほんとに素晴らしかった。

決して美貌の人じゃないのに、稀代の名女形としての色香と存在感があったの。
そりゃもう、驚くほどに。
やっぱりタソは芝居の人だ、役者だ。
本気を出すと、役の人格を、根っこの部分から作って見せてくる。放つ空気感がちがう。

芳沢あやめはこのような人であったのか、と思った。見たことも会ったこともないのに、その居方に説得力がある。
くどいようだけど、タソは美貌の人じゃないのに、だ。

タソのあやめの芝居の出来が嬉しすぎて、しばらく頬が弛みっぱなしでしたよ。

客席からの登場は4回あったと思う。

みわっちが下手から2回、みつるが上手から1回、あと誰かわかんなかったけど(失礼)下手から1回きてたような。
なので、そういう意味では基本的に下手通路のほうがおいしいですね。

公演の長はまりんさん。
はっちさんが出てるのにまりんさんが挨拶してるから不思議な感じでした。

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