華ちゃんサヨナラショー・3

花組

サヨナラショーの前に、退団者であるトップ娘役・華ちゃんのメッセージが組長により代読されました。
内容はこんな感じです。
(例によってメモを取れたぶんだけ)

●華ちゃんメッセージ

今から10年と少し前宝塚に出会った。
「私はここに座ったままでいいの?」となり、受験を決意した。

受験時代、習っている先生には「あなたのやっていることはクラシックバレエではなく根性バレエ」と言われた。

一生分の幸運を使ったほど素晴らしい2人の相手役を務めた。

明日海さんは「一歩下がるのではなくちゃんと横に並びなさい」と言ってくれた。
柚香さんは、頑固な私をどんなときも手をつないで私以上に私を信じて導いてくれた。

――そして、公演の幕を上げてくれたスタッフ、お客さんにも感謝の言葉を述べていました。

●華優希サヨナラショー開幕

・青いチュールのドレス、降ろした金髪ロングにティアラ姿の華ちゃん。
『TAKARAZUKA 花詩集100!!』の主題歌を、大階段でソロで歌います。

初舞台公演でしたね。

100期生の6人が階段下に。一緒に初舞台を踏み、花組の舞台を務めてきた同期生です。
同期生たちは男役は黒燕尾、娘役は白のドレス。ドレスの胸元は銀の飾りです。

・ラプンツェルの「輝く未来」を華ちゃん含む100期生7人で。

「やっと見つけた私のいる場所」という歌詞にぐっときます。
華ちゃんにとっては同期生が居場所だったのかな、と。
それとも宝塚自体がだろうか。

華ちゃんにとっても、ファンにとっても、宝塚は素敵な場所だ。

・『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』からシャーロットの歌(タイトルはわからない……)。
華ちゃんのソロです。
トップ娘役のお披露目でした。

・『はいからさんが通る』の紅緒さんの歌「はいから極道」。
華ちゃんソロで銀橋に。

ドレス着てても紅緒さんの顔芸。華ちゃん可愛いいいいい。
紅緒さんは当たり役だものね。
また紅緒さんに会えて嬉しかったわ。

・下手スッポンからせり上がりの瀬戸くんが銀橋に。
赤いバラを胸に、キラキラがついた黒燕尾でした。

『風の次郎吉』の「桜吹雪に舞い踊れ」、遠山金四郎=瀬戸くんのソロです。
懐かしいなぁ、いい役だったよねぇ。

・銀橋のセンターで赤いモフモフを巻く瀬戸氏。

客席が(もしや、もしや……)と固唾をのむなか、
「だって私、だって私、皇太子」と歌うんか―――――!!この曲を!!!
前曲との振れ幅にびっくりだよ。

『蘭陵王』高緯の歌です。
瀬戸くんはこのソロで銀橋を渡り切りました。

高緯は当たり役だと思うし、インパクト強いし、作品も思いのほかすごくよかったんだけどどうしても「色物」イメージがあるので選曲に驚きました。
でも瀬戸くんもけっこう気に入ってるっぽいですよね。

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