『インフィニティ』感想・3
まず感動したこと。
開幕アナウンスの声がまっつで「未涼亜希です」というのにも感動するが、当然に美声なのでそれにうちふるえる。
しゃべってるだけで感動するっていいなぁ。
歌声が響く中、まっつが1人で登場する。
これがまた感動する。
私はコアなファンではないのでさほどでもないが、花組の下級生時代からずっと追いかけ応援してきた人には感動もひとしおだろう。
自分の好きな人が主演を張って、ただ一人ライトを浴びているんだから。
出演者全員が出てきて踊る。
男役が11人、娘役も11人。
「INFINITY」と題されたプロローグ。
宇宙を思わせる場面だ。
おそらくは、最後のシーンとリンクしているのだろう。
世界巡りのはてに日本に行きつき、宝塚を象徴するまっつは黒燕尾で踊り、そして皆で宇宙を思わせる場面を最後にみせるのだから。
「∞」の字のごとく帰りつく場所は同じだ。
宝塚が、無限にして夢幻なのだと。
さて、行き先がどこにせよ帰りつくには出航しなくてははじまらない。
コマがセーラーAとして歌う。
1人で舞台をうめる。
明るく客をのせ、きっちり次の世界へ運んでいく。
これも何度か新公主演やダブルとはいえバウ主演をしてきた経験値あってのものだよなぁ。
まっつ、きんぐをはじめとして男役がみなセーラー姿で登場。
念のため書きますが、女子中高生の格好じゃなく水夫姿です。安心です。
まっつのセーラーに「うわっ、かわ……い…い……?」と途中から疑問形になるのは仕方ありませんよね…?
先の記事で「オギー色が感じられなかった」と書いといてなんですが、『ドルチェ・ヴィータ!』の水夫ロケットを思い出してみたりします。
夜の場面のレオくんのダンスソロがかっこいいです。
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