『バラの国の王子』感想・1

野獣姿のきりやさんがとってもナイーブで、
「あんたは中学生か高校生の男子か!」とつっこみたい勢いで、
でもきりやさん本人は現トップの中でもほぼ最年長で(ゆうひさんより生まれ月は遅いか)、
でもってきりやんの持ち味ってとっても地に足がついてる落ち着いた系統で、
そんなきりやんの役が男子中学生か男子高校生のようで(2回いうな)、…。

そういう意味で非常に面白かったです。

「ほんとうに娘がくるなんて思わなかったんだ!」

と叫び、姿を見られたら嫌われる、垣間見しただけど美人だった…、と逃げ回るきりやんの姿はほんとに楽しかったです。
楽しむ方向が本来あるべき方向からは微妙に間違ってる気もするけど。

ともかくもそういうきりやさんをみただけでチケット代の70%は回収できた気がしました。はい。

でもね、この話ってどうみても主役はヒロインのベルだと思う。
元々の話がそうなんだろうし、ベルの成長譚的な部分もあるし。
出番的にもベルのほうが多くないか? って感じだし。

それでもちゃんと「舞台の主役」として立っていたきりやんは偉大だわぁと思いましたよ。

ところでこの話の元凶は清き仙女のあー様のような気がする。
もちろん直接の害を下したのはりっちーの妹君なんだけど、清き仙女があれだけ力を持っているのならとっとと悪を排除したらよかろうに…、と思ってしまうのよ。

息子が野獣の姿に変えられてしまったのは仕方ないとして、そのあおりをくって家臣たちまで獣や鳥に姿を変えられたわけで。
そして妹君の息子が王になったことで民が迷惑を被ることになるわけで。

おかーさん、魔力があるのなら使いましょうよ。
もしかしたら、かけられた魔法を直接解除するようなことはできない、というような魔法世界の決まりごとがあるのかもしれないけど(一度解けた魔法は2度はかけられない、というように)。

時を待ち、人の成長を見守ろうとする清き仙女の姿勢は、なんというか千尋の谷に子を突き落として這いあがらせるライオンのようだなぁ、と思ったのでした。

こんなひどい仙女なのに(失礼)、あー様はあいかわらずお綺麗で年齢不詳で浮世離れしておられました。
あの白ドレス着てみたいっす。カツラつきで。

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