『Dancing Heroes!』感想・4

月組

思ったこといろいろ。

●「シングルよりもダブル、ダブルよりもトリプル。早さを競っていたあのころ」(うろ覚え)と園加が語るときのまんちゃんの動きがかっこいい。
ほんとにダブルやトリプルを回るんだもの。

●宇月の任せて安心感がすごい。
歌っても踊っても、それに加えて芝居させてもいいんだもんなー。

もちろんまだ足りないところはあるんだけど、充分に戦力になってる。

●宇月とまんちゃんの並びはなんか面白いなぁ。
外見とか持ち味とかがだいぶ違うからかな。

●赤い靴の場面について。

・宇月とまんちゃんはどこの黒天使かと。

・そう大柄でもない宇月と並んですら華奢にみえるちゃぴは体格的に恵まれた「娘役」だなと思う。
男役としては低い身長も、娘役としてはやや大きいとはいえ不自然なほどではない。それに最近の劇団って背の高い娘役が好きみたいだし。

ただ、このまま男役でいくのか娘役に転向するのかはちゃんと考えるべきだと思う。

ここ最近の役付き(といっても研2なのでたいして舞台は踏んでいないのだが)は、スカピンでは子役、ジプシー男爵では娘3の役と「男役」の経験をろくに積んでいない。
かといって娘役として育ってきたわけではないので、娘役としての経験値もほかのお姉さんたちに劣る。

娘役なら娘役としての経験を積ませてほしい。

そして男役のままときおり女装する、という現在のスタンスはアリだと思うけれど、これも男役としての経験が低い現状ではたいしておいしくないのではないかと思う。
男役ならではの女装の迫力とか押し出しとか独特の色気とかを学べていないわけだし。
なによりも、このまま男役とも娘役ともつかぬ状態のまま育てば、どっちつかずの「女の子」になってしまうのではないかと危惧する。

男役の女装のおいしさを生かすつもりなら、しばらく(2~3年ほど)は女装を封印したほうがいいと思う。

・とはいえちゃぴはかわいいです。
でもって赤い靴のダンスは素敵でした。翻弄されるさまの被虐性が似合う。

・この場面の音楽の切れ方が唐突で、三木センセイにしては荒い仕事だな、と思った。

●椅子の場面の娘役のダンスが好きだ。
ヒートオンビートでやってたのとちょっと似てる。
そもそもあの雰囲気で音楽がタンゴというだけでとてつもなく好きなんだけど、そこに素敵なお姉さんたちが座ってたらそりゃもうたまらんですよ。

●あまりらこと天翔くんの顔がキレイなー。好きな顔だ。ガン見してしまった。
しかしこのときまで「てんしょうりいら」だと思ってたよごめんよ。

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月組

Posted by hanazononiyukigamau