『BOLERO』感想・4
・「序章」でちえの衣装が二つに割れて飛ぶのは、草野センセイがアパショを見て「これやりたい!」とか思ったんでしょうか。
……棺桶が飛ぶよりいいや。
・「無風」でのテルの銀橋渡り。
もうちょっとかっこいい振りをつけてやれよと思う。
本舞台でのダンスはけっこう好きなのだが、
テルがちえを後ろから抱いて、思いっきり股間を触って2人でくずおれる
…ってどういう流れなんだ。
なななな何を思えと。
即物的すぎて萌えないのが悲しいです…。
・「迷宮」のところ。
衣装はけっこう好き。スパニッシュっぽくて女役さんがパンツスタイルなのだ。
最初はテルがねねをいたぶって(るように見え)て、途中からやってきたあかしがねねを奪って押し倒し、ねねは横たわったまま顔をそむけ、それをテルは辛そうに見ている。
――設定がよくわからん。
設定がわからなくても通常のショーなら別にかまわんのだが、
なまじポエム(あるいは日記)でストーリー展開をさせてるだけに内容がわからないとすっきりしないんである。
しかし生々しいというか生臭いというか、な場面だった。
押し倒された女が辛そうな表情をしている状況ってあまり楽しいものじゃない。ましてや観客のほとんどは女なのだし。
演出家にはデリカシーをもってほしいな。
・フィナーレは全編好き。オーソドックスなタカラヅカ。
もうね、変なことを考えずにこのノリで全部やってくれればありがたかったのにー!
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