『コインブラ物語』感想・4

「ビジュアル最高」「ストーリーなんだかな」な『コインブラ物語』でしたが、
客席からの登場がちょこちょこあってそのとき盛り上がったのはたしかです。

ただ上手のほうがおいしかったな。
私は下手側(しかも通路はちょっと遠い)だったのでさほど…。

フランシス船長のハマともうすぐ船をおりる水夫頭コスタのともみんが上手扉から登場。

1列目客席の前で「この人このまえ船に酔ったんですよー。船長なのに」と調子にのるともみん。
ハマはそれをいなしつつ客席に、

「船に酔ったりしませんよ。あなたには酔っていますけど」

こっぱずかしいセリフキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ハハハハハマがキザってる!(おちつけ)
なんという羞恥プレイ。

渋い人がこういうのをいうからたまらんのだよな。
地味なようでいて(失礼)実は港ごとに女を待たせている海の男だったのか。
私、カグン将軍コスでこれを言われたら死ねます。

盗賊団関連では「黒い風」頭目(アントニオ)のベニーがこれまた上手扉から登場。
中通路で歌います。

華すげー。

ばーっと客席つかんでたもの。
技術うんぬんじゃないものってあるよな。

客席後方からほかのメンバーたちも登場。
アントニオの妹・ミランダのまりも、ミランダの恋人であるフェルナンドのみやるりは下手側を通ってました。

みやるりの美貌もこれまた有無をいわせないものがある。
すっごくキレイ。
人形みたい。
ついついガン見してしまう。
ソロ歌もなかなか。

盗賊団はみてるだけでも楽しい。
よく見ると船長さんやらカストロ国王のさやかがバイトしてたり(しかも少しだけ歌ってた?)。

この芝居で一番ノリのいい場面。
すっごく楽しい。

なのに。

あっという間に滅ぼされて終わり…。
って、ちょっと待ってorz

この盗賊団が「もとはお城住まいでいい身分の人たちで、わけがあって身を落としている」設定ってなんのためにあったんだろう。

ペドロとイネス、ビメンタとコンスタンサ、ミランダとフェルナンドという
「身分違い」
「世が世なら結ばれない2人」
を対比させてるんだろうなと推測はできるんだけど、なんだか中途半端に浮いてしまった感じ。

というのも、「ハイ出てきました」「ちょっといろいろありました」「皆殺しにされました」と盗賊団がご都合主義的に扱われてるように見えるからで。
彼らの死があまりにも軽い。

もうちょっと盗賊団を書き込まないと彼らの理不尽な死を悼めない。
ただ困惑して済んでしまったのが残念だ。


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