『ダンサセレナータ』感想・４
●モニカの親友＝リタ役のわかばは声が……。
『ランスロット』のときはさほどでもなかったんだけど、今回はすっとんきょうな役でセリフが多かったので、けっこうキツかった。
出番が多いんだから、芝居もうまくなってくれ……と切実に思った。
やる人がやったらかわいくて面白い役なんだろうな。
●ルイスの真風は笑わせてくる役どころ。
うまくはないんだろうけど、かわいかったからまぁいいや。
なんか真風にはつい甘くなってしまう。
なんなんだろうなぁ、あのかわいさは…。
駆け落ちから戻ってきたとき、メンバーから「早く衣装着なさいよ」と言われてクラブ最後のダンスに加わるんだが、いつの間に、どうやって振付を覚えたんだろう……。
駆け落ちした日からかわってなかったのだろうか。
だとしたら、衣装の心配なんてしないよなぁ……。
●他のダンサーたちは（はるこや退団者のキトリ＝マリアンヌ含めて）わりとワンサな扱いなんだけど、よくみるとちゃんとみんな性格を考えて芝居をしている。
各キャラの性格とかを観察してみると楽しいだろうなぁ。
モニカの兄が捕まったことを知って、ぴーぴー泣いてるのとか、迷惑そうにしているのとか、おびえているのとか。
それから、イサアクの言葉に触発されて、モニカが戻ってきてからの態度も。
このあたりがまた青春物っぽくて清々しくなる。
「クラブ ルナアズール」というチームであり、星組というチームであり、宝塚というチームであるというような、舞台と現実とを重ねあわせてぐっとくる。
●ルナアズールのダンスナンバーはどれもかっこよかったです。
メンバーもいいし。
指をくいくいされるのはベタだけどひゃぁぁぁとなりますね。
なんつってもどいちゃん。
どいちゃんが素敵すぎる。目がくぎづけになった。
ダンスがほんとに目を引く。
ひろ香くんのダンスも久々に見れて嬉しかった。
ちえコンＤＣでは休演してたからね。
あと、りらちゃんのダンスもさることながら、君の体格（はっきりいえば胸ですか）はどうなっておるのだ、とこちらも目がくぎづけになりました……。
いかんいかん。
