能と狂言の世界

今日はハーモニーホールふくいで能と狂言を見てきました。

『至高の華』と題されたものです。

まず狂言の『舟渡聟』(ふなわたしむこ)。

狂言はやっぱりわかりやすい。
面白いです。
わりあい言葉も聞きやすいし。

聟と船頭の舅が打ち解けたのはわかったんだけど、気づいたらなぜか2人で舞っていました。
そこが話の展開にふと置いていかれたところだったのでまるで唐突に始まったフィナーレナンバーを見るかのようでした。

休憩を20分はさんで新作能の『鷹姫』(たかひめ)。

こちらもすごく美しかった。
能が退屈だというのは嘘だよなぁ…。
抑えられた動きがただひたすらに美しい。
美しさに圧倒される。

鷹姫と波斯国の王子・空賦麟(クーフリン)の対峙には息をのんだ。

ただしこちらの方はストーリーの流れがややわかりにくい。
詞も聞き取りにくくてたまに「なんでこうなってるの?」と頭にクエスチョンマークが生まれたりする。

でも雰囲気はひたすらに美しい。
荘厳。
伝統芸能スバラシス。

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